ありそうで無かったロープロの大きめのリール。
ラインキャパが必要な釣りでロープロのリールって選べなかったんですよね。
それが去年の年末、タトゥーラが300と400というサイズを出してきたので良い所つくなぁと思っていたんです。
それが今年シマノも出すんですタトゥーラ300、400とほとんど同じクラスのリールを。
名前はスコーピオンMD。フリースタイルという事でスコーピオンから出てきました。
目次
スコーピオンMD

出典:シマノ
スコーピオンと言う名前は今はフリースタイルを表す名前になってきましたね。
確かに前からスコーピオンはバス用とは明確に言っていなかったような気がします。
村田さんが言っていますが確かにスコーピオンはルアーロッドでしたね。クランク用だとかラバージグ用だとか特定していませんでした。
今回のスコーピオンMDもスタイルは何でも狙ってね。のフリースタイル。
バスでビッグベイトを使う釣りや、シーバスでのコノシロパターンの釣り。そしてサーフで使う事まで想定されているみたいです。
PEライン2号なら200m以上巻けるという事でジギングにも使えます。
本当に大きい魚を狙う時にはピッタリのリールです。

出典:シマノ
ルアーにアクションを付ける場合には90ミリの通常のハンドル。
ジギングなどで大きな魚とやり取りする時用に102ミリのロングハンドルタイプも準備されています。
ノブも丸型になっているので力強く巻けますね。
キャストフィールは村田さんの補償付き

出典:YouTube
紹介動画で村田さんはスコーピオンMDのキャストフィールを「ヌーーとした感じ」と言っています。
物凄く抽象的な表現ですが、シマノの遠心ブレーキのキャストフィールが好きな人なら何となくこの表現で良さそうだなって思う気がします。
多分、後半の伸びの事を言っているんだと思います。

出典:YouTube
スコーピオンMDのスプール径はなんと43ミリ!
驚きのスプール径です。
通常バスで使っている34ミリと10ミリも違うのだからフィーリングはかなり違うはずです。
スプール径が大きい事でキャスト時のスプールの回転は抑えられるけど、慣性力は大きくなるので後半の失速が抑えられる。
なので「ヌーーとした感じ」で飛んでいくのでしょうね。
ラインキャパ

出典:YouTube
スコーピオンMDの目玉である充分なラインキャパ。
ナイロンラインは16ポンド210m、20ポンド160m、25ポンド135m。
PEラインは4号180m、5号140m、6号120mです。
とにかくたくさん巻けますね。
これだけ巻ければ何を狙うにしても足りないという事は少なそうです。
こんなにラインキャパいらない!って人はこのリールを選ぶ人にはいませんよね。
投げるルアーが重いので、ラインキャパが多いなら下巻きすれば良いだけの事です。
SVSのブレーキシューは何と8個付いてます。

出典:YouTube
ブレーキシステムはシマノ得意の遠心ブレーキです。
それも通常のSVSで8個のブレーキシューがついています。
SVSのキャストフィールは好きですし、このリールで使うルアーは幅広い種類があるので8個のブレーキシューで調整出来るのは良いですね。
ただ本体B組は開けた時に落ちないようにして欲しかったです。
SVSインフィニティなら開ける事少ないから良いんですけどね。
SVSはしょっちゅう開けますので落ちないようにしておくべきだったと思います。
マイクロモジュールギアはどうなんだろう?

出典:シマノ
スコーピオンMDのドライブギアにはマイクロモジュールギアが採用されています。
これに関しては普通のギアにしておいて欲しかったのが私の考えです。
巻き心地は良いんですよ。最初は。
でも良く言われているようにグリス切れは明らかに普通のギアより早いです。
海で使う事を考えるとやっぱり普通のギアが良かったと個人的には思います。
シマノのギアはマイクロモジュールじゃなくても十分スムーズですから。
素材がブラスな事は良い事ですね!
エキストラハイギアは大歓迎

出典:YouTube
ギア比に関してはいろいろな意見がありますが、個人的には村田さんが言われている事に納得しています。
ギア比が高いとルアーの変化に気付きやすいですし、ハンドルをゆっくり巻けるのでダブルで感度が上がります。
それに海で使うなら潮の早さに負けないようなスピードで巻かないといけない事も多いですからね。
スコーピオンMDにエキストラハイギアしかラインナップにない事は納得です。
まとめ
大きめのロープロリールはタトゥーラで決まりだと思っていましたが、思わぬタイミングでスコーピオンMDが出てきましたね。
キャストフィールの良さそうなスコーピオンMDとトラブルが少なそうなタトゥーラ。
みんな悩みそうですね。
でも今まで無かった大型リールのロープロが出てきた事は釣り人にとってはウェルカムです!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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