いつもラインの傷には気を使っているのに、あっさりとラインが切れてしまう事ってありませんか?
それって意外と結び目で切れているのかもしれませんよ。
ラインって結んで切れるまで引っ張ってみると、意外と強度にバラつきがある事に気が付きます。
ノットを練習する事でバラつきは少なくなりますが、完全にバラつきは無くなりません。
そんな中ノットのバラつきで切れてしまう事を防止する事を今回は考えます。
こういった時に強度が下がる

強度に余裕がある太いラインの時には、あっさりとラインが切れる事はあまりありません。
ラインの強度に余裕があるので当然ですよね。
あっさりと切れてしまう事が多いのは細いラインの時です。
私は細いラインの時に使うノットは、少しでも切れる事を防ぐ為に結び目がダブルになるノットを多様します。
この結び目がダブルになるノットって上手く結べている時は強いのですが、上手くいっていない時はシングルのノット並の強度になってしまうんです。
その強度が下がってしまう時に多いのは、結び目のダブルの部分が交差してしまっている時です。
せっかくダブルにしていても交差してしまっていると、力が集中してしまって強度が下がってしまうんです。
この他にも締め込みの時に一箇所に力や熱が集中してしまって強度が下がるのだと思います。
結んだ後に強く引っ張る

結び目の強度が下がっているのに気が付かず、ラインが切れてしまうのを防ぐのに確実な方法は、ラインを結んだ後に強く引っ張ってラインが切れないか確認する事です。
なんだ当たり前じゃん。と思われると思いますが、結局これが1番間違い無いですね。
ただ闇雲に引っ張るというのは、いまいちスッキリしないですよね。
そこで何キロくらいの力で引っ張っているという感覚を覚えると良いと思っています。
何度も結んで何キロで切れた。というのを繰り返していると何キロくらいの力の時はラインを持っている手がどのような感覚なのか分かってくるんですよ。
何キロの時は引っ張っている手がどのような感じになるのか具体的に書いていきます。
4キロ

実際にラインを結んだ後に4キロまで引っ張る事は無いと思いますが念の為書いておきます。
4キロという力はラインを手に巻き付けて引っ張った時に、ラインで手が切れそうと感じるくらいの強さです。
普通の感覚なら4キロの強さで引っ張ったら危ないと感じて手袋などを付けようと思う強さです。
3キロ

私が強いラインを結んだ時に一つの基準にしている強さがこの3キロです。
バスを狙っている分では結び目で3キロ出ていれば、結び目から切られる事はありません。
ラインを巻き付けた手で3キロの力で引っ張った時の感覚は、手袋をしないで引っ張っても手が切れないと感じるギリギリのところです。
私は10ポンド以上のラインは結んだ後に、この3キロくらいの力で引っ張って、結び目が弱くなっていないか確認しています。
2キロ

6ポンドから10ポンドくらいのラインを使っている時はこの2キロくらいの強さで引っ張って強度を確認しています。
手で引っ張った時に感じる2キロの強さは、引っ張った手が痛いと感じる程度といった感じです。
全然耐えられるレベルだけどラインが手にめり込んで痛いくらいの感じですね。
1キロ

スピニングで細いラインを使っている時に確かめるレベルが1キロです。
手にラインを巻いて1キロの力で引っ張った感覚は、痛くないギリギリの強さといった感じです。
ぐーーと引っ張って締め込むくらいの感覚といった方が分かりやすいでしょうか。
4ポンドとかのラインの時はこのような感覚で確認しています。
まとめ

ラインをむすんだ後に引っ張って強度を確認する癖を付けてから、合わせ切れのような切れ方はほとんど無くなりました。
メディアに出ている人もラインを結んだ後に引っ張って確認している姿をたまに見かけます。
もの凄く基本的な事ですが、魚をきっちりキャッチする為に効果的な事だと思っています。
ラインが切れてバレた時って悔しいやら、魚に申し訳ないやらで気分が良いものではないですからね。
一定の力で引っ張って確認する癖をつけてラインが切れる事が減ると良いですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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