スコーピオンXV(シマノ)。フリースタイルのスコーピオンに新たなラインナップ追加。現代版スコーピオンEVですね。

ある日突然出てきたスコーピオンXVというロッド。

事前の情報も無くいきなりTwitterで話題になっていたので驚きました。

昔、お手頃価格のスコーピオンとしてスコーピオンEVというロッドがありましたが、スコーピオンXVは現代版スコーピオンEVみたいなロッドのようです。

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価格帯は14000円〜15500円(税抜)

出典:シマノ

まず驚いたのはその値段。

スコーピオンなのに14000円という価格設定なんです。

これは本当に驚きました。

伝統のスコーピオンの名前を付ける以上、いくら安くても使い物にならないようなロッドは作る事は出来ないですよね。

それが実売一万円前半で買えるであろう値段になっているんです。

これはゾディアスのコストパフォーマンスを超えるかもしれない。

そう思いました。

主な特徴

スコーピオンXVはお手頃な値段設定もあって、付いている装備は値段相応です。

でもロッドって付いている装備が良いからって良いロッドとは限らないんですけどね。

どのようにブランクスを作り込んでいくか。

その作り込み方が重要で、スコーピオンは今のバスロッドとは違う考え方になっているので期待なんです。

ハイパワーX

スコーピオンXVで主な特徴の一つがハイパワーXです。

ブランクスの外側にカーボンシートをX状に巻き付けていく事でねじれに強いロッドになります。

ハイパワーXはゾディアスでも装備されているのでこのクラスのロッドには標準ともいえる装備ですね。

CI-4+

CI-4+は樹脂にカーボン繊維を混ぜる事で、軽量でありながら強度が出せる樹脂です。

主にリールシートのまわりがこのCI-4+になります。

CI-4+を使う事でロッドの重量を大きく軽くする事が可能になります。

スコーピオンらしい長さが良い

最近のロッドは軽く作れるようになった事で長くなりました。

昔はロングロッドだった6.6フィートのロッドが今ではショートロッド扱いですもんね。

軽くなった事で長くても扱いやすくはなったのですが、ルアーフィッシングはロッドを操作する釣りです。

単純に軽いから長くなると使いにくい場面もあるんです。

スコーピオンの伝統の5.8フィートという長さはミノーのジャーキングやトップウォーターのアクションを付けるのにとても使いやすい長さです。

それだけで無くシングルハンドで岸沿いにルアーを投げ入れるのにも適しています。

アキュラシーがロングロッドよりも良いんです。

スコーピオンXVには子供が使いやすそうな長さまで揃えてあって、まさに欲しいけど他には無かった長さが揃っています。

ラインナップ

スコーピオンXVのラインナップを見るにあたって注意なのが、昔ながらのシマノの表記になっている事。

昔からシマノのロッドを使っている人にはとても分かりやすい表記なのですが、初めて見る人は分からないですよね。

シマノのロッドの表記は理解すれば分かりやすい。スコーピオンやワールドシャウラは今でもこの表記です。

この記事を読んでもらえればすぐに分かると思います。

ベイト

1501FF-2

5フィートに設定されたベイトキャスティングロッドです。コンパクトなので扱いやすく、キャストの基本を覚えるのにも適します。また、堤防際などでバーチカルにロックフィッシュを狙うときでも扱いやすい長さなので、落とし込み直後のアタリも即座にフッキングできます。

1581F-2

スコーピオン伝統の5フィート8インチのミディアムライトパワー「1581F-2」。バスフィッシングで求められる、サイドハンド、アンダーハンドなどのテクニカルなキャストを覚えるために必須となる「ルアーを乗せやすく、鋭いキャストを繰り出せるセッティング」にこだわった1本。

1651F-2

全長設定の「65(=ロクハン)」は前の「6」が6フィート、後ろの「5」が「1フィート(=12インチ)の半分”6インチ”」を示します。「1651F-2」は、ファストテーパーを活かした繊細なアクションで、現代ルアーフィッシングの中軸を担うバラエティー豊かな適合ルアーとターゲットフィッシュに有効です。

1652R-2

全長設定の「65(=ロクハン)」は前の「6」が6フィート、後ろの「5」が「1フィート(=12インチ)の半分”6インチ”」を示します。「1652R-2」はレギュラーテーパーのパワーがあるブランクス特性を活かして、レギュラーサイズのハードルアーを使うのに向いています。反発力を活かした大遠投や、テンポのよいルアー操作(ボトムバンプ・ジャーキング・ドッグウォーク)も可能です。

スピニング

2401FF-2

超ショートな4フィートに設定された、幅広い釣りに使えるスピニングロッドです。初めて人でも振り切りやすいショートレングスでルアーやブラクリなどの仕掛けを軽快にキャストできます。さらにグリップ長を長くとることで、両手でのキャスティングにも扱いやすい仕様に設定してあります。この1本で堤防や管理釣場は勿論、本格的な渓流ルアーゲームでもダイレクトな操作感を味わうことができます。

2451R-2

しっかりとルアーウェイトをロッドにのせてキャストすることのできる、4フィート6インチのレギュラーテーパースピニングロッド。巻き続けることが中心となるハードルアーの操作に向いており、ターゲットのバイトを弾きづらく、ファイト中もバラしにくいアクション設定となっています。

2501FF-2

振り抜き性能と扱いやすさの両立を目指して、短めの5フィートに設定された、幅広く使えるスピニングロッドです。ティップ先端からしなやかなエキストラファストテーパーはダウンショットリグなどの繊細なワーミングに向いており、水中の些細な地形変化を感知し、ターゲットが潜むポイントを丁寧に探る事が可能。

2550FF-2

軽量ルアーをティップで弾き飛ばし、微かなバイトも逃さずに絡めとるセンシティブロッドが「2550FF-2」。2gの小型スプーンや小型プラグの操作にストレスを感じさせないセッティングゆえに、エリアトラウトや湖での小物ゲームに有効。ソルトウォーターではアジングなどのジグヘッドで狙うゲームフィッシュにも対応します。

2601F-2

身近な湖沼フィールドだけでなく、ボートシーバスなどの海の本格ルアーゲームに対応する6フィート設定のスピニングロッド「2601F-2」。飛距離を出しやすいレングス設定のため、広いフィールドに向いています。シャープなブランクスが鋭いフッキングパワーと魚に主導権を与えないパワフルなファイトを実現します。

2602R-2

オカッパリはもちろん、南の島のボートフィッシングにも対応するパワーとレングスを備えたハイパフォーマンスロッド「2602R-2」。クセのないレギュラーテーパーゆえに、バイブレーションプラグやキャスティングジグなどの一定巻きに真価を発揮。力強いバットパワーを活かし、障害物周りに逃げ込もうとするターゲットフィッシュを止めて攻略することも可能になります。

まとめ

スコーピオンXVは単なるスコーピオンの安価版では無くて、スコーピオンに憧れるけどまだスコーピオンを使うには予算面や体格面で難しい子供達も対象にしているロッドだと感じました。

バスワンで5フィートのロッドでも珍しいと思ったのに4フィートのロッドまでラインナップされているのには驚きでした。

子供にも最適ですし、説明にあるように渓流でも良さそうですよね。

スコーピオンやワールドシャウラのフリースタイルという考え方はとても良いと個人的には考えています。

子供の頃に楽しかった、ロッド一本持ってバス釣りやナマズ釣り、パンを使ってのコイ釣りなど何にでも使いやすいロッドって良いですよね。

私はフローター用に1501FF-2を買おうか悩んでいます。

スコーピオンXV。とても気になるロッドです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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