他のルアーには無い力で魚を誘うビッグベイト。
確かに魅力的なルアーなのですが専用のロッドが必要になるのが大変だったりします。
特におかっぱりでは専用のロッドを持っていくのは大変ですね。
おかっぱりを中心にルアー開発をしているレイドジャパンが作ったビッグベイトは専用のロッドが必要の無いコンパクトビッグベイト。
おかっぱりの釣りをメインにしているメーカーらしいビッグベイトですね。
G.I

出典:レイドジャパン
全長94ミリ、ウエイトは1.1/4オンスとなっています。
ウエイトはグラムで表すと35g程度ですね。
体高があるルアーなので35gというウエイトを持っていますが、全長はたった94ミリ。
確かにコンパクトビッグベイトですね。
おかっぱりでルアーを持って行く時ビッグベイトを持っていくとかなりかさばってしまいますが、G.Iならちょっと大きめのルアーという感覚で持っていけそうです。
ちなみにG.IはGRAVITY IMPACTの略のようです。
ジョイントは一つ?いや、二つです。

ビッグベイトの多くが採用しているボディがジョイントになっていてエラストマーのテールが付いている組み合わせ。
ジョイントになっている箇所は一つかと思いきや、ちょっと違うんですよ。

エラストマーのテールとボディの接合部が薄くなっていて、ここもジョイントと同じようにくねった動きが出せる箇所となっています。
つまりG.Iは一箇所のジョイントでは無くて二箇所のジョイントをもったプラグなんです。
エラストマーの付け根をジョイント構造にするアイデアは今まで無かったですね。
G.Iを見て逆に何故今まで無かったんだろう?と思いました。
盲点ですね。
金属リップがカッコいい

G.Iはアクションを機敏にするためにメタルリップが採用されています。
さすがレイドジャパンだと思ったのは絡まん棒のようなパーツをちゃんと取り付けてある事。
金属リップって薄く出来るのでアクションは良くなるのですが、ラインが擦れると切れやすくなっちゃうんです。
最初はまだ良いのですがボトムにゴリゴリと当てて使っているとそのうちエッジが削れてくるので切れやすくなっちゃいます。
リップのエッジにラインが当たりにくいようにする為の絡まん棒なんだと思います。
30年くらい前に人気があったストームのホッテントットも、やけに長いスナップみたいな金物が付いていましたよね。
あれも同じようにラインが切れにくいようにしている工夫です。
テストをやり込んだからこそ気付けるポイントですね。
ジョイントの隙間が大きめ

最近のジョイントプラグはジョイント部分のクリアランスが少ないルアーが多いです。
あんまり動き過ぎるとアクションが大きくなり過ぎちゃうから小さくしているのだと思います。
それに対してG.Iのジョイントのクリアランクは大きめ。
ジョイントラパラを思い出させるような大きさです。
これは敢えてクネクネさせて使うルアーなんだと思います。
きっとエラストマーのジョイントも良く動くでしょうから二箇所のジョイントが大きくクネクネするビッグベイト。
面白そうです。
カラー








カラーは8色のラインナップです。
どのカラーもレイドジャパンらしいカラーですね。
レイドジャパンはカラーの雰囲気を見てもレイドジャパンのルアーだと感じるようになってきました。
もともと個性的なルアーが多いですがカラーだけでレイドジャパンと感じるようなメーカーらしさがありますね。
個人的にはそういうの大好きです。
へドンにはへドンらしいカラー。
ボーマーにはボーマーらしいカラーってのがありますもんね。
レイドジャパンにはそれと同じ雰囲気を最近感じます。
まとめ

おかっぱりを中心としている人が欲しいと感じられるビッグベイトが出てきましたね。
YouTubeで作っているのは見ていましたが魅力的なルアーだと改めて思います。
発売が楽しみなルアーですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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