最近のプラグって高いですよね。
1つ2000円を超えるプラグもたくさんあります。
トップウォータープラグなら浮いているので怖くないですが、沈むルアーで高価なプラグを引っ掛かりそうな所に投げるのは勇気がいります。
また長年使って良く釣った愛着があるルアーも無くしたくないですよね。
そんな無くしたくないルアーが根がかってしまった時の回収率がとても高くなるチューニングをご紹介します。
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チューニング完了後のルアー
このワンテンは根がかり回収率を高くするチューニングが完了しています。
どこが変わっているのか分かりますか?
そう。スプリットリングの代わりにラインのループノットでフックを取り付けているんです。
拡大するとこのような感じ。
今回は分かりやすくするために色が付いた太いラインで結んであります。
実際には吸水性が無く紫外線での劣化が少ないフロロカーボンラインが良いですよ。
このようにスプリットリングの代わりにラインでフックを取り付ける事で根がかり回収率を上げることが出来るんです。
メインラインよりツーランク程度細いラインを使う
もう分かっている人も多いと思いますが、なぜ根がかり回収率が上がるのかというとメインラインよりも先にフックを取り付けたラインが切れるようにするから。
そのためにメインラインよりもフックを取り付けるラインは最低でもツーランクは細くしておく必要があります。
具体的にはメインラインが16ポンドならフック取り付けのラインは12ポンド以下にしておく感じですね。
そしてメインラインは強い結束強度が出るパロマーノットやリンデマンノットのようなダブル系のノットで結ぶこと。
そうすれば根がかりしてしまった時にフックは無くなってしまいますがルアーは回収出来ます。
こんなケースは無理
このチューニングをやっておけばかなりの確率で回収出来る様になりますが、回収出来ないケースもあります。
一つ目のケースはルアー自体が岩などに挟まり根がかってしまっている時。
フックが引っかかっているのではなくルアーが根がかっている時は今回のチューニングでもどうしようもありません。
二つ目のケースはルアーのフックが2つ以上引っかかってしまっている時。
メインラインよりもフックを取り付けているラインが弱いといっても、フックが2つ以上引っかかっている時はメインラインが負けてしまう事があります。
結び方
まずはラインに輪っかを作ります。
ラインの端糸をプラグのアイに通します。
その端糸を最初に作った輪っかに入れます。
この段階でラインの端糸側を引っ張ってフックとルアーのアイがほぼ引っ付くくらい小さくします。
メインラインに端糸を2回巻き付けた後に端糸を最初の輪っかに入れます。
締め込んだら完了。
慣れたら簡単に出来ますよ。
緩まないか心配な人はカットしたラインの端をライターで炙ってコブを作れば安心ですね。
まとめ
今回のチューニングは魚を掛けてからは、フックを取り付けたラインが切れないように気を付けてやり取りしなくてはいけません。
なので魚を釣り上げる事が第一優先の時には向かないチューニングです。
でも普通に釣りをしている人は一匹の魚よりも大切なルアーってありますよね。
そんな絶対に無くしたくないルアーには今回のチューニングをオススメします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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