コアソリッドボディという高剛性のボディを備えてデビューしたバンタムmgl。
私もすぐに購入し、ガッチリした感触に今でも気に入って使っています。
ですが20メタニウムが発売されて少し影が薄くなった感はありましたよね。
それは20メタニウムにコアソリッドボディだけで無く、ドライブギアがブラスギアで出てきたから。
しかもバンタムmglより進化したMGLスプールIIIを搭載しているうえ50gくらい軽い。
バンタムの剛性や巻き性能と同等で、スプール性能は上でこれだけ軽いのはやっぱり多くの人が魅力に感じますよね。
ですが巻く釣りにおいてリールにある程度の重さがあった方がやり易いのも確かです。
今回の新しいバンタムは巻きに適した重さを残したまま、巻取りを更に強くするインフィニティドライブを搭載して出てきました。
万能な部分はメタニウムに譲って、巻きに徹した性能を求める事でメタニウムとははっきりと違うリールになってきましたね。
まさにロープロのカルカッタだと思います。
バンタム

出典:シマノ
バンタムのデザインはシンプルで個人的にとても好きなデザインです。
いろいろなリールを試したい私は今まで同じリールを購入したのは07メタニウムだけだったのですが、バンタムmglは2つ持っています。
そんな気に入っているバンタムなのでデザインは変わって欲しく無かったんですよね。

新しくなったバンタムはバンタムmglとほとんど同じデザインで出てきました。
これは嬉しい所です。
インフィニティドライブ

今回の変更点で個人的に1番のポイントだと思うのがインフィニティドライブ。
メタニウムにも搭載されていないインフィニティドライブを搭載してきた事でバンタムはロープロのカルカッタを目指していると感じました。
最近のカルカッタはかなり小さくパーミング出来るようになりましたが、デザインがロープロの方が好きという人はいます。
そんな人達にもカルカッタと同等の巻きのリールとしてバンタムは舵を取った気がしますね。
個人的にはバンタムがロープロのカルカッタのような方向に行く事は大賛成です。
ロープロのリールでカルカッタと同等と言える巻きのリールは今まで無かったのでバンタムには期待ですね。
MGLスプールIII

新しいバンタムは最新のMGLスプールIIIを搭載してきました。
バンタムmglで多くの人が懸念を抱いていたポイントはスプールとレベルワインダーの距離が近い事で、投げた時にラインに角度が付いてしまう事。
これによって飛距離が落ちると言われていました。
個人的には使っていて飛距離が落ちるとは感じませんでしたが、物理的には好ましい事ではないのは確かですよね。
今回、幅が狭いMGLスプールIIIを搭載した事によってラインに角度は付きにくくなりました。
スプールの性能の向上だけでなく、ラインの角度が付きにくくなった事でのキャスト性能の向上が有りそうです。
ブレーキシューが6個になった

バンタムmglはブレーキシューが4つでした。
メタニウムも4つですが、ラインキャバが多いバンタムmglは一回り大きいブレーキシューだったんです。
新しいバンタムはブレーキシューが6つに変更になっています。
基本的には今まで通り外側のブレーキ調整だけで済むくらい調整幅はあるようなので、ロッドに合わせて中のブレーキシューの数を調整して釣り場では外側だけで調整といった使い方がやりやすそうです。
予想ですがブレーキシューもバンタムmglの時より小さいブレーキシューになっているのでしょうね。
使いやすくなっていそうです。
まとめ

今回のシマノの新作リールで私が欲しいと思ったのはカルコン200XGとバンタムです。
どちらも私が欲しいと思えるリールになっていました。
16メタニウムや初代ジリオンSV TWをそろそろ引退させて買い替えたいなぁ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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