最近はバスでもフロッグを使われる方が増えましたね。
それに伴って改造しなくても良く動くフロッグがどんどん出てきています。
私がルアーを始めた25年程前はフロッグといえば改造するのが当たり前で、そのまま使えるフロッグはありませんでした。
今回はフロッグを改造し続けてきた私が良いフロッグについて考えます。
Contents
はじめに
出典:テッケル
私の地元にはライギョがたくさんいましたので高校生の頃は良く釣れるフロッグを求めてひたすらフロッグを改造する日々を過ごしていました。
高校三年間で100個は改造したんじゃないでしょうか。
一緒に釣りに行く友達の中には私が改造したフロッグしか釣れる気がしないとまで言う友達が出てくるほど熱中してたんです。
改造しては試すという事をひたすら三年間繰り返したのでフッキングしやすいフロッグと何度出てもすっぽ抜けてしまうフロッグの違いが分かるようになってきました。
ここでは良いフロッグに必要だと考えている事を紹介します。
一番大切なのはフッキング性能
出典:テッケル
フロッグでたくさん釣る為に一番大切な事はフッキングの良さだと私は考えています。
もちろんウィードレス性能や動きの良さも必要なのですが、フロッグはまともに動かすことが出来ないアシ際だとかチョウチンで釣る事が得意だからです。
極端に言ってしまうと動きが良くてフッキングがイマイチのフロッグより、あまり動かないけどフッキングが良いフロッグの方が釣り上げる魚の数が多くなると思います。
もちろん両方良いのが一番ですけどね。
フッキングが良くなる条件
出典:テッケル
ではどのようなフロッグがフッキングが良いのか?
それはフロッグが食われて潰れた時にフックがしっかりとボディから離れてくれることです。
当たり前の事じゃん!となりそうですが意外と出来ていないフロッグが多いです。
バイトの時フロッグはどう潰れる?
出典:テッケル
フロッグを潰してと言ったら大概の人は縦に潰すのではないでしょうか。
その縦に潰した時にフックが出ていればフッキングすると思っていませんか?
もちろんフッキングする時もあるのですが魚は縦に潰す時もあれば写真のように横に潰す事もあります。
つまりどの方向が潰れるか分からないのです。
なのに多くのフロッグは縦に潰れた時の事だけ考えられていて横に潰しにくかったり、潰れてもフックがちゃんと出ないルアーが本当に多いんです。
どんな方向から潰れるか分からない事を明記しているフロッグメーカーは私の知る限りではテッケルさんだけだと思います。
テッケルさんがこの事を書いてるのを見つけた時それだけでテッケルさんのフロッグは信頼出来ると思いました。
フッキングが悪い形状
フッキングが悪いだろうなと思うのはフックがボディの上に乗っているようなフロッグです。
ダブルフックのフックとフックの隙間が小さいフロッグもフッキングが悪い事が多いです。
(ライギョは噛む力が強いので上記のようなフロッグの方がスナッグレス性との兼ね合いで良い事もあります。写真のS.O.Dは典型でライギョには最高ですがバスには若干フッキングが悪い気がします)
フックの位置は縦に潰れても横に潰れてもフッキングする為にボディの45度の位置が一番良いと思います。
またボディが横にちゃんと潰れてくれるボディが必要です。
さらに欲を言えばボディの幅よりも大きいフックで針先だけボディに当たっているようなフロッグがベストです。
その条件をクリアしているフロッグは
この条件をクリアしているフロッグはズバリ、テッケルのフロッグシリーズだと思います。
改造しなくてもそのまま使えるのが良いですね。
改造する事が出来る人であれば、スナッグプルーフの足を切ってダンゴに改造したものも良いです。
スナッグプルーフの改造した物はフックの位置や大きさが良いだけでなく、コンパクトなので小さい魚でもノリが良いです。
(写真のフロッグは高校の頃に改造したスナッグプルーフ。バスもライギョもとても良く釣れました)
まとめ
アクションの良さをアピールするフロッグが多い中フッキングの良さをアピールするフロッグは多くはないと思います。
フッキングが良いフロッグを使うと釣果が伸びると思いますのでぜひ使ってみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。