ズイールが好きだった人は多いと思います。
人気だったのはトップウォータープラグですが私はハゼ君も大好きでした。
今見ても丁寧な作りでアイデアもたっぷりでありながら可愛いデザイン。
もの凄く復刻して欲しいワームです。
今回はズイールのワーム、ハゼ君(ロングテール)をご紹介します。
Contents
デザイン
ハゼ君が発売された時はワームでここまでデザインされた物は無かったと思います。
一目でハゼと分かるデザインでワームとは思えない可愛らしさでした。
可愛いだけでなく動きのポイントとなるテールはパドルテールになっていて、パドルテールらしい水を攪拌する動きが出ます。
今となってはよくあるブラスターパックも私が初めて見たのはハゼ君でした。
物作りのこだわりを感じましたね。
背びれにフックを隠せる
ハゼ君で面白いのが背びれが半分に分かれていてフックをその中に隠せるようになっていた事。
それまでワームのセッティングは針先を完全にワームの中に埋めるか、一度出してから針先だけ埋めるかの二択でしたが針先をワームに入れなくても引っ掛からないセッティング方法に驚きました。
それでいてフッキングは良かったので完璧でしたね。
メガバスのダークスリーパーが出た時にハゼ君と同じアイデアだと思った方は20年以上の経験者ですね。
胸びれで安定したフォーリング
ハゼ君には胸びれが左右に付いています。
この胸びれのおかげでフォール姿勢がとても安定しています。
回転せずに水平に落ちていくんですよね。
ズイールのビデオでは柏木さんがオフセットフックにスプリットショットを付けてちょこちょこアクションを付けて釣っています。
これはスタッガーにウェイテッドフックを使ったスタストと同じ使い方です。
スタストが出た時は随分前にハゼ君でやっていた柏木さんはさすがだなぁと感じました。
パドルテールはかなり暴れる
写真のロングテールハゼ君はパドルテールの前にシッポのような感じで伸びているのですが、ここに遊びがある事でパドルテールがかなり暴れます。
ただ巻きしている時にトゥイッチを入れるとそれをきっかけにパドルテールが動き出しますので、それ以降は若干早巻きをするとテールをバタバタされながら巻いてこれます。
実は私が初めてバスを掛けたのがこの使い方。
ルアーを始めたばかりでどのように使うのか分からなかったのですがバタバタしているテールを見て小魚みたい!と思っていたら食いました。
慌てすぎてジャンプ一発でバレちゃったんですけどね。
いい思い出です。20年以上たった今でも鮮明に思い出せます。
まとめ
ワームの中でもかなり独自性があるワームのハゼ君。
ズイールが無くなってもう手に入らなくなってしまいました。
かなり実力のあるワームだと思うのでどこか復刻してくれないかな。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントを残す