ズイールの柏木さんが良く言われていたようにトップウォーターは水を押す事の効果が大きいと思っていました。
ヘドンの名作ザラスプークも首振りの時にボディの側面で強く水を押すから良く釣れる。
もちろん水を押す事で反応する事も多いとは今でも思ってますが、この水を押す動きを嫌う時もあるんですね。
去年コアユにボイルする魚にザラスプークを投げても反応しなかったのですが、deeep streamのkenDさんが記事でサミーの動きに反応。と言われてたのを読んでなるほど!と思いました。
魚を寄せるには水押しが有効だけど、やる気マンマンの魚にはサミーのような水を切る動きが良い。
改めてルアーは奥が深いです。
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デザイン
アメリカンルアーのペンシルは丸い断面の物が多いですが日本製の物は逆に少ないですね。
サミーもフラットに近い側面にお腹の部分には角がある断面となっています。
アイの部分はちょっとだけカップ形状になっていて動かし始めの時にチョピっとした音を出してくれます。
テールへのボディの絞り方も全体的に絞るのではなくてお腹側だけで絞っているのも特徴的ですね。
サイズ・ウエイト
全長は98.5ミリ、ウエイトは13.6gです。
サミー100というくらいなので全長100ミリかと思っていましたが若干違うんですね。
長さの割にはウエイトは軽めです。
軽めなのですが浮き角度は立ち気味です。80°くらいかな。
30°くらいの浮き角度のザラスプークと違う角度で狙っている動きが違う事が分かりますね。
フック
フックは前後共に4番が付いています。
サミーはバランス調整が繊細なのでフックサイズを変更するのはNGです。
軸の太さが若干違うくらいなら何とかなりますがサイズを変えちゃうと浮き角度が変わってしまいます。
連続した動きならそれでも何とか動きますがアクションし始めの動きが微妙になります。
私は大きくするのを諦めました。
カラー
サミー100のカラーは右側の100の列で○が付いているところです。
サミーの中でも100が一番使いやすいサイズだと思うのですが65の方が人気なのかな。65のカラーが一番豊富です。
100は8色のラインナップです。
カラーが豊富なイメージのあるラッキークラフトにしては少なめのラインナップですね。
アクション
立ち気味の浮き角度を見るとレッドペッパーのような動きを想像しますが綺麗に首振りをします。
ペンシルの中でもかなり動かしやすい方だと思います。
特徴的なのが首を振る時の動き方。
水面を押すような叩くような動きではなく、スィースィーと水を切るように首振りします。
この動きにしか反応しない魚も確実にいるんですよね。
ペンシルはザラスプークがあれば良いという考えが完全に変わりました。
ザラスプークの水を押す動きにしか反応しない時もあれば、サミーのように水を切る動きにしか反応しない時もありますね。
まとめ
八郎潟が入れ食いだった頃に良く釣れるペンシルベイトが何かを試した事があります。
ザラスプーク、サミー、ジャイアントドックXあたりを使って試しましたがその時はザラスプークが一番でした。
それ以来ザラスプークばかり使ってましたが、動きの質が違うルアーは状況が変われば逆転する時もありますね。
これからはいろいろなルアーを持っていようかと思ってます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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