今年ビッグとタイニーが追加される事でバリエーションが増えるシマノのマクベス。
マクベスがサイズでシステム化されるならマクベス50(コマック)も記事にしておこうと思いました。
マクベスと比べると一回り小さいコマックですが動きはマクベス同様キレキレです。
Contents
デザイン
オリジナルのマクベスと同様に丸いボディを持ったシャロークランクです。
ファットなボディはオリジナルと同じですが、長さのバランスはちょっと短くなった事でより丸いクランクというイメージです。
テールの絞り方も少なめです。
ボディの体積を大きくして浮力を確保しようという意図が感じられます。
スクエアリップ
コマックはカバークランクらしいスクエアリップを搭載しています。
リップサイズはオリジナルのマクベスとほぼ同じ大きさ。
写真で見ても大きさが分かりますよね。幅広のボディとほぼ同じ幅のリップです。
フックは完全にボディとリップで隠れます。障害物回避能力がこれを見ただけでも高いと予想出来ます。
サイズ・ウエイト
全長50ミリ、ウエイトは12gです。
全長は短いですがファットなボディのおかげで12gのウエイトを確保出来ています。
ウエイトを載せすぎて浮力が死んでしまうとカバークランクとしては使いにくくなってしまいますが十分高い浮力がありますので安心して下さい。
フックはフロントフックが6番、リアフックが4番となっています。
この手のクランクはリアフックに掛かる事が多いので大きくしておきたかったのでしょうね。
フロントフックは極力前へ、リアフックはセンターよりも上部に取り付けフックサイズを上げてもフックとフックが絡まないように配慮されています。
リアのアイは太軸のアイ
リアのアイってぶつけて曲がってしまう事良くありますよね。
水路で対岸ギリギリを狙ったりしている場合はどうしてもぶつかってしまうと思います。
コマックはぶつかっても曲がりにくくする為に太軸のアイが付いています。
コンパクトなボディで取り合いが難しいと予想できる中このような配慮は嬉しいですね。
カラー
コマックは限定カラーも含めると15色のラインナップがあります。
コマックに合っているカラーをラインナップしているという印象ですね。
もちろん定番のチャートやレッド等もありますのでカラーを選ぶ楽しみがあります。
潜行角度は浅い
マクベスと同様にコマックの潜行角度もかなり浅めです。
ロッドを立てたまま巻けばウェイクベイトとして使えるほどです。
潜行角度が浅い事はカバークランクとしてはメリットが多いと私は感じています。
障害物の深さに合わせて投げる位置をコントロールすれば障害物に深く入り過ぎる事無く、良い角度で当てる事が出来ます。
アクション
コマックの動きはマクベスと同様にロールが大きめのハイピッチなアクションです。
見た目は可愛いですがアクションはキレキレ。
動画を見てもらうと分かりますがキレキレアクション+抜群の障害物回避能力ですよね。
巻き感も良いので使っていて気持ちの良いクランクです。
まとめ
マクベスシリーズはとても良く出来たカバークランクだと思います。
見た目もアメリカンで良い。動きも障害物回避能力も良い。手に入りやすい。そりゃ人気が出ますよね。
カバークランクのようなルアーは無くなるのを恐れていたら本領発揮出来ないルアーだと思いますので作り続けていつでも購入出来るようにし続けて欲しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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