何年もルアーフィッシングをやっていると思い出のルアーも増えますよね。
私が初めてシーバスを釣ったルアーはラパラのカウントダウンでした。
まだ名古屋港の沿岸にどこでも入れた時代で、歩き回って見つけたポイントで釣れたので嬉しかったですね。
そんな思い入れのあるカウントダウンに新しいモデルのカウントダウンエリートが追加されました。
Contents
デザイン
ラパラのルアーは塗装をリアルにしようとする傾向はそれほど見られませんでした。
それがカウントダウンエリートはハンドメイドルアーかと思うくらいにリアルな塗装が施されています。
ラパラには中途半端にリアルにはなって欲しく無いのですが、今回のようにハンドメイドレベルにまでリアルになるなら話は別。所有する喜びが違います。
リップはカウントダウンらしさが残っています。
カウントダウンと同じで水を良く掴む窪みのあるリップです。そしてそこにはRAPARAの文字。
ラパラらしいですね。
サイズ・ウエイト
全長は75ミリ、ウエイトは3/8オンスです。
オリジナルのカウントダウンのCD7が全長70ミリ、ウエイトが8g。CD9が全長90ミリ、ウエイトが12gなのでウエイト的にはちょうど中間サイズですね。
ウエイトの材質を樹脂タングステンにした事でボディサイズは75ミリに抑えられています。
フックはVMC 7554#10です。
10番のサイズかと思いきや通常の6番くらいのサイズなので注意が必要です。
構造
カウントダウンエリートの構造の紹介です。
ボディの素材はもちろんバルサ。
ラパラはやっぱりバルサですよね。
アイとフックアイは平打ち貫通プレートです。
タックルハウスが良く採用している強度のある一体整形の物と同じですね。
ルアーが破損しても魚だけはキャッチ出来る信頼できる仕様です。
ウエイトはタングステンポリマーウエイトです。
多分樹脂タングステンといわれている物ですね。
比重が大きいのでウエイトを小さく出来て、その分バルサを増やせる事で浮力が確保出来るのでさらにウエイトを乗せる事が出来る。
タングステンウエイトを使うメリットは大きいですね。
カラー
カラーは10色のラインナップです。
どのカラーも綺麗で惹かれるカラーですね。
シルバーとゴールドのバリエーションとリアルカラーを揃えていていかにもミノーというカラーが揃っています。
アクション
アクションはラパラらしいハイピッチでタイトなウォブンロールです。
改めて量産のバルサルアーでこの品質を保てる事が凄いと思います。
どんな魚にも効くアクションなのでバスだけでなくシーバスやトラウトなどいろいろ釣ってみたいです。
特にシーバスではカウントダウンのアクションで飛距離が伸びた事のメリットは大きいですね。
まとめ
50年以上の時間がたっても未だ現役のカウントダウン。
ラパラの人も言ってましたがカウントダウンとカウントダウンエリートは別のルアー。
どちらか片方があれば良いのではなく、それぞれ適した所で使い分ける事で今まで以上に魚に出会えるようになりますね。
名作のカウントダウンが必要無くなる事は無いです。そしてカウントダウンエリートもこれから必要なルアーになると思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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