ディープクランクはいろいろと種類があってどれが良いのか迷いますね。
正直最近のルアーはどれも良く出来ているので使う人の好みで選ぶのが1番良かったりします。
デプスが出しているディープクランクのDC400カスカベルはサイズ感や元から大きいフックが付いているなど琵琶湖を視点に作られた感じが好きです。
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デザイン
クランクは丸いシルエットの物が多い中カスカベルは角がしっかりとしているフォルム。
断面はほぼ四角形の形状をしています。
これはルアーの体積を大きくして浮力を最大限に確保する為。
大きめのサイズ感と相まって大きい浮力を確保しています。
ボディの大きさに比べてリップサイズはそれほど大きくない印象です。
これは琵琶湖の水深に合わせて使いやすい深さに設定しているからだと思います。
サイズ・ウエイト
全長85ミリ、ウエイトは27gです。
大きめのサイズが多いディープクランクの中でも大きいサイズになっています。
27gのウエイトでしかも重心移動システムも付いているので飛距離は抜群。
気持ち良く飛んでくれます。
ディープクランクの飛距離は他のルアーよりも釣果に直結しますので飛距離が良く出る事のポイントは高いです。
潜行深度が深くてもそこに到達するのが一瞬でもでは意味無いですからね。
フックは前後共に2番が付いています。4番辺りが多い中、2番を標準としているあたり流石デプスです。
フックの収まり良好
ルアーが泳いでいる時にフックの針先が暴れているとフッキングに影響があると思います。
もちろんルアーが動いているのでフックも動くのですが可能な限り暴れるのは抑えたいですよね。
特にセンターに位置するフックは1番掛かりやすいフックなので大切です。
カスカベルは腹部の角度がフックの角度とほぼ同じ角度です。
細かい所ですがフックが安定するための配慮が嬉しいですね。
潜行深度
カスカベルはサイズの割にあまり潜りません。
でも事前にどれだけ潜るのか分かっていれば問題無いと思います。
むしろラインのポンド数によって潜行深度をしっかりと書いてくれているところが良心的。
16ポンドで4m潜るクランクになっています。琵琶湖で1番良く使うレンジですね。
カラー
カラーは途中欠番があるので34色のラインナップです。
びっくりするくらい豊富なラインナップですよね。
きっと長い事生産し続けて必要になったカラーを追加していった結果なのでしょう。
デプスは作ったルアーを長い事大切にするメーカーなので好感がもてます。
アクション
見た目の雰囲気からカスカベルはワイドウォブリングのルアーだと勝手に思っていました。
ところがそこまで大きいウォブリングでは無かったのが意外でした。
DEEP-Xシリーズよりはワイドな動きですが少しワイドかな。という程度の動きです。
むしろ27gというウエイトでありながら浮力は大きめでウィードなどに当たって止めた時にしっかりと避けてくれる浮力です。
障害物を避けるという点では浮力は高ければ高いほど有利なので、ポーズでしっかりと障害物を避ける事が出来るクランクです。
まとめ
ディープクランクの個性を出そうとすると潜行深度でアピールしたくなるのでしょうが、ヘビーデューティという点でアピールしているあたりデプスらしいと感じました。
デプスのルアーは大きい魚を獲るために強いルアーが多いので好きな人には堪らないメーカーですよね。
カスカベルは4mダイバーとしてはMax級のサイズと飛距離だと思います。
4mダイバーのクランクバリエーションに加えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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