私が中学生の時に良く売っていたルアーと言えば、ヘドンのザラスプーク、ティムコのレッドペッパー、あとはティファ(ノリーズ)のアユチュピペンシルとかかな。
メガバスのドッグXや、ラッキークラフトのサミーは手に入りませんでした。
手に入る物はとりあえずあまり種類がありませんでしたね。ネットも有りませんでしたし。
そんな数少ないルアーの中で綺麗なカラーリングで目立っていたのがスミスのハトリーズシリーズ。
今見ても独創的ですが、最初に見た時はかなり印象に残るカラーでした。
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ハンサムボーイ
どんなルアーでも25年くらい持ち続けてると思い出が増えてきて大切なルアーになってきます。
このハンサムボーイもカラーの綺麗さに惹かれて購入しましたがザラスプークと動きを比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまうので使う機会が減っていきました。
最終的には無くなっては嫌なルアーでは投げないような障害物へ投げる特攻的なルアーになっていましたね。
それでも無くならずに手元に残ったこのルアーは見ているだけで当時の釣りが思い出されます。
そうなってくると無くしたくない宝物ルアーになるんです。
このカラーリングは日本的だと思う
ハトリーズのカラーって個人的には日本的な感じだと思っています。
角の無い曲線が多く使われたカラーリングです。
話は変わりますが外国の人が日本らしいデザインの車って何だと思いますか?って質問で多くの人がマツダの最終型のRX-7や初代ロードスターって答えたみたいです。
曲線が上手く使われたデザインに日本らしさを外国の方は感じるみたいですね。
ハトリーズってそれに近いものがあるような気がしています。
この形実は親指なんです。
ハンサムボーイのサムの部分。
実は親指の「thumb」がかけられているんです。
良く見たら親指に見えてきませんか?ちなみに目の所はツメの部分ですよ。
親指かと思って見てみるとなかなかシュールなデザインですね(笑)
アクションはインナーハンドと比べると完敗
ハトリーズが誇る名作ペンシルベイトのインナーハンド。
私はプラのインナーハンドWBしか使った事はありませんがとても良く動きます。
それではハンサムボーイはどうか?
普通なんです。
動かない事もないけれど、インナーハンドのようなスケーティングはしない。それでいてザラスプークのような水を押す首振りも出来ない。
今となっては普通に首を振るペンシルって感じです。
コレが特攻係になってしまった理由ですね。
まとめ
今はどこのメーカーから出されるルアーも良く出来ているので比べてしまうと使う場所が無くなってしまうルアーです。
でも一度見たら覚えてしまうデザインやカラーリングは魅力ですね。
この頃のルアーって良く釣れるという事だけでなく、ルアーに魅力があるか?というのも大切だったような気がします。
ハトリーズは釣るだけでなく、唯一無二のデザインとカラーリングが魅力なルアーですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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