メガバスから新しいスピナーベイトのSV-3が発売されました。
メガバスってプラグのイメージが強いですが、1番最初に発売されたのは確かスピナーベイトのVフラットだったと思います。
シャローで濁った場所がほとんどの私の地元で、Vフラットはとても使いやすかったです。
今回発売されたSV-3はコンパクトなシルエットでありながら丈夫なワイヤーを搭載したモデルです。
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綺麗な仕上がり
魚を釣る上で仕上げが綺麗かどうかは関係ないと思いますが、仕上げが綺麗だと製品としての魅力は増します。
中途半端にリアルにするくらいならリアルじゃない方が好きな私ですが、メガバスは作り込みも丁寧で好きなリアルさを持っています。
リアルさと低重心を兼ね揃えたヘッド。
作り込みも丁寧で芸術品レベル。
メガバスがグッドデザイン賞をたくさん取っている理由がよく分かります。
ブレードの回転は強め
ブレードは半分プレーンで、残りの半分は柄が入ったタイプ。
長さに比べて幅が広めなのが特徴です。
ウィローとコロラドの中間的なブレードと言われるインディアナブレードと、ウィローブレードの中間。
感覚的にはそのくらいのブレード幅というイメージです。
ブレードの奥行きは、お椀のように奥行きが深くなればなるほど回転が大人しくなる傾向があります。
SV-3のブレードは、ほぼフラットともいえる奥行き。
この奥行きの浅さからも強く回るブレードだと分かります。
ちゃんと溶接してあります
ひと昔前よりもルアーの価格が上がってきている今のルアー達。
釣り人の目が肥えてきてて、値段を少し安くするくらいなら多少上がっても良いから手を抜かないで作って欲しいという人が増えてきてるような気がします。
スピナーベイトのアームの端部が溶接されているスピナーベイトなんてほとんどありませんでしたが、今は溶接されている事が当たり前になってきましたね。
SV-3も当然のようにしっかりと溶接されています。
これでブレードだけ飛んでいっちゃった。なんて事は無くなります。
凄い低重心
スピナーベイトって基本的には引っかかりにくいルアーです。
真っ直ぐに泳いで来ている時はアームのおかげで、かなり引っかかりにくいですね。
そんなスピナーベイトが引っかかりやすくなってしまうのが、障害物に当たって乗り越えるときの横を向く瞬間です。
やっぱり横を向くと多少引っかかりやすくなるんですよね。
なので横を向いた後は直ぐに元の姿勢に戻りたい。
その為にはヘッドの低重心が必要なんです。
スピナーベイトのヘッドが三角形になってたりする理由は低重心にするためなんですよね。
SV-3はデザインを保ちながら低重心にする事に成功しています。
このスピナーベイト普通に机の上に立つんです。
しかもアイはヘッドの鼻の部分から出てきています。
机に立つような低重心ヘッドを、さらに低重心にする為アイの位置は極限まで上に設置。
こだわりが感じられます。
フックはフッ素加工
最近は純正のフックにフッ素加工がされた物が多いです。
ところがスピナーベイトにはフッ素加工された物が採用されているのってあまり無いんですよ。
SV-3のフックはフッ素加工がされたツルツルしたフックが付いています。
スピナーベイトはフックが交換出来ないので良いフックがついている事は嬉しいですね。
強いアーム
コンパクトなスピナーベイトの中では1番強いアームだと言っても良いんじゃないでしょうか。
アームは軸径1.0mmのアームを採用していて強度は抜群です。
1.0mmの軸径はデプスのBカスタムと同じ太さ。
デカバス対応でタフなBカスタムと同じ太さのアームなら安心ですよね。
アクション
巻いた時に伝わってくる感触は、ブレードの回転が気持ち良く伝わってきます。
使っていて気持ち良いスピナーベイトの大前提ですよね。
ブレードは回転良好でフォールでも回転するので岸ギリギリに落として落とし込む釣りでも使えそうです。
ウィローブレードとしては強めのブレードで振動も良くスカートに伝わっています。
きしめんのようなスカートは振動が良く伝わってウネウネするのが見て分かりますよ。
上から見ていると分からないのですが、動画で横から見ているとかなり水平姿勢に近い動きが実現されています。
ブレードとヘッドのウエイトのバランスが良くないと立ち泳ぎになってしまうのですが、とても良くバランスが取れているのが分かります。
使っていて不満点を探すのが難しいほど良く出来たスピナーベイトだと思います。
まとめ
SV-3。super V-3と言うだけあってとてもよく出来たスピナーベイトだと感じました。
メガバスを普段使った事が無い人にも使ってもらいたいと思えるほどのクオリティです。
個人的にはコンパクトなスピナーベイトは、しばらくSV-3だけで良いかな。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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