日本よりも海外の方で評判が良い日本製ルアーがあります。
今回ご紹介するテッケルのキックノッカーも海外の方が評判が良いルアーですね。
使ってみると確かにアメリカ人が好みそうなアクションや音でした。
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キックノッカー
個人的にはキックノッカーに特別に思いがある訳ではありませんでした。
ただテッケルのルアーは全て完成度が高いのできっと良いルアーなんだろうな。といった程度の印象だったんです。
最近、伊藤巧さんやキムケンさんが釣れるルアーとして紹介しているのを見てやっぱり良さそうだなと改めて思った所に、ショップで発見したので購入してみました。
見た目はサミーに似てる
最初に実物を見た印象はサミーに似た形といった印象。
上の写真の角度なんてそっくりですよね。
でも動きは全くの別物。
動きの質はへドンのスーパースプークに限りなく近いです。
ルアーって見た目は似ててもウエイトのバランスなどで全然性格が変わるから面白いですよね。
ワンノッカーのラトル音はとても好き
スーパースプークを初めて使った時に驚いたラトル音。
こんなに大音量のラトルで本当に良いの?と子供ながらに思ったのを覚えています。
ですがその後スーパースプークの爆発的な釣果を知って、あのラトル音が良いんだ!と思いましたね。
キックノッカーはそのスーパースプークと同じと言っても良いくらいの大音量のラトルです。
テールに仕込んであるウエイトが暴れ回ってガコンガコンとワンノッカーらしいラトル音を出します。
しかもこの音を出す為にボディの素材を通常良く使われるABS樹脂ではなく特殊な素材にしてあるんだとか。
はっきりと覚えていませんがポリカ系の素材だったと思います。
ラトル音にこだわってボディの素材にまで変更を加えるのはさすがテッケルって感じですね。
ただ理想的なラトル音を手に入れた代わりにボディは衝撃強度が落ちているようです。
硬い障害物に当てると壊れてしまう可能性があるので注意が必要です。
フッキング良好な3フック
キックノッカーはアメリカのトーナメントで多く使われているルアーです。
貴重なバイトを少しでも乗せるために3フックは絶対に必要な条件ですね。
フックサイズは3本とも4番が付いています。
そしてフックとフックが絡まないようにフックアイは90°回転させられて、微妙な角度が付けられています。
ボディサイズに対して極力大きなフックがストレス無く背負える為の努力が見えますね。
動きもほぼスーパースプーク
気になる動きですが、音だけでなく動きまでもスーパースプークと似た動きです。
ボディサイズが若干小さくなった分、スライド幅が小さくなっている感じですが使用感はほぼスーパースプークと言っても良いですね。
キックノッカーを手掛けた人がスーパースプークに感じていた不満が、アクションを付けた時に波があったりすると水中に潜ってしまうことがある所だったようです。
キックノッカーはこの不満点を改善して潜らないようにしてあるのだとか。
とりあえず私が使った範囲では潜ったりする事はありませんでした。
動かし続けても潜らない事の重要性は前に田辺プロも言っていました。
遠投して途中から潜ってしまっては、そこから手元までの間が狙い通りに誘えなくなってしまいますからね。
地味ですが大切な要素です。
反射板入りがお気に入り
メーカーによっては一つも反射板入りのカラーが無いところもありますが、テッケルは反射板入りのカラーを多く用意してくれているメーカーの一つです。
個人的には反射板入りカラーって、体積変化が出せるとっても良く釣れるカラーだと思っています。
インナープレートカラーは非常に合理的。他のカラーには無いメリットがあります。
テッケルさんはアメリカンルアーを感じさせるルアーが多いので反射板入りのカラーが多いのかもしれませんね。
きっと開発者の方はアメリカンルアーが大好きなのでしょう。
まとめ
見た目は完全に日本のルアーですが、動きや音は完全にアメリカンルアーという不思議なルアーでした。
とても使用感が良いルアーだったので琵琶湖用のボックスに常に入れておこうと思います。
アメリカのトーナメントで活躍するプロが良いルアーだと推すキックノッカー。
私が使っても良い結果を出してくれると信じてます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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