Abuのリールってあんまり使っていないんです。
2500Cや5500Cは雰囲気が大好きなので使っているのですが、その雰囲気が好き過ぎてAbuは丸型というイメージが強すぎるんですよね。
でもロープロのリールでも気になっていたリールがありました。
それはビッグシューターコンパクト。
豊富なラインキャパがあってフルアルミボディ、ギアは8.0のエクストラハイギア。
それでいてパーミングはとても小さいんです。
ライギョやバスでのフロッグにピッタリのリールですね。
そんなリールが中古で4000円!
思わず買ってしまったのでオーバーホールします。
今回はオーバーホールの記録記事として書いていきます。
Contents
今回は組み上げる順番に紹介します。
全てのパーツを分解した状態が上の写真です。
状態は良さそうな中古でしたがなかなか汚れていたので今回は全バラシしました。
まずはクラッチ
まずはクラッチの両側のプラスチックパーツ。
左右で形状が違うので注意です。
パーツをはめた後はクラッチを間に入れます。
クラッチを入れれば隙間が無くなるので外れなくなります。
クラッチは指で押さえておいてくださいね。
続いてこのプラスチックパーツを
ここに差し込みます。
これでクラッチは外れなくなります。
このパーツが外れないように指で押さえておいて
クラッチにビスを入れます。
ビスを入れればクラッチは完了です。
レベルワインダーまわり
続いてレベルワインダー回りを組み立てます。
シャフトを入れます。
シャフトの両端の形状は違うので矢印の方から入れて下さいね。
シャフトにレベルワインダーを入れます。
ここにプラスチックのカバーを付けます。
(後で分かったのですがこのカバーはここで付けたらダメでした…)
両側のビスを入れれば固定完了。
レベルワインダーのパイプを用意します。
ウォームシャフトを入れて
ベアリングを入れます。
プラスチックのギアを入れて
ウォームシャフトの先端にある穴にピンを入れます。
このピンがプラスチックのギアに引っかかって止まるんです。
ボディに組み上げたウォームシャフトを差し込みます
差し込む時にレベルワインダーに差し込むのを忘れないように。
次はウォームシャフトの固定です。
矢印の所に
このプラスチックパーツをはめ込みます。
このパーツ丸から少し出ている所があってパイプにハマるようになっています。
上手くはまった時はウォームシャフトの向きが固定されるんです。
ワッシャーを入れて
Eリングを入れます。
このEリングってとても入れにくいのですが
タミヤのEリングのツールがあるととても便利!
一度使ったら無しでは組み立てられなくなります。
次はギア周り
クラッチヨークからはめます。
頑丈なリールなのですがこれはプラスチック。
ちょっと残念。
シマノとかは金属ですよね。
ここにはめ込みます。
入れるだけですね。
クラッチ関係のこのパーツをはめます。
この段階では置いておくだけです。
本体の穴に針金を入れておいて下さいね。
次はこのパーツ。
矢印の針金をプラスチックのパーツに入れる向きを間違えているんです。
写真が無いのでそのまま載せますが後で付け直しています
本体にはめ込みます。
これがはめ込みにくいんですよ。
手を離したら飛んでいってしまいます。
バネを無くしてしまわないように注意が必要です。
もう一つプラスチックのパーツをはめ込んでネジで止めればやっと固定出来ます。
ここまでやれば飛んで行くことはなくなりますよ。
続いてはギアシャフト。
全て外した状態は上の写真の状態です。
プラスチックのギアをはめて
ワッシャーを入れて。
金属のパーツを入れて。
ベアリングを入れて
Eリングを取付けて準備は完了。
次は本体に取り付けます。
写真を撮り忘れてしまったのですがギアシャフトは2つのネジで取り付けます。
シャフトに金属のギアを入れて
座金を入れて
ドライブギアを入れて
座金を入れます。
13ビッグシューターコンパクトはドラグ音がなるのですがこのパーツが音を出すパーツですね。
そしてまた座金を入れます。
そしてこのパーツもドラグ音を出す為のパーツです。
またまた座金を入れます。
座金が多いですね。
プレッシャープレートを入れて
ワッシャーを2つ入れます。
この辺りはシマノやダイワと違う構造ですね。
ピニオンギアのプラスチックパーツを組み込みます。
ローラークラッチインナーチューブを入れます。
そしてサイドプレートを閉めれば完了のはずなのですが、先程間違えたバネの向きのせいで閉まらない(汗)
向きを直して閉め直したらちゃんと閉まりました。
皆さんも注意して下さい。
メカニカルブレーキまわり
メカニカルブレーキまわりです。
ベアリングを入れて
ベアリング固定の為の針金を入れます。
飛んで無くなる事が多いので注意です。
次にプラスチックのパーツです。
2つ突起があるのでボディの凹んだ所に合わせます。
とりあえず置いておく感じです。
メカニカルブレーキを回した時に音が出るようにするパーツですね。
次にキャップ側にもプラスチックパーツを入れます。
こちらは1つ突起があるのでキャップの穴にはまるように取り付けます。
こんな感じですね。
次は金属のパーツをキャップに入れます。
突起が膨らんでいるのが見えるように入れます。は
反対に入れてみたらクリック音がしませんでしたので向きに注意です。
先程書き忘れましたがメカニカルブレーキの所にシャフトを入れるのを忘れないようにして下さい。
ダイワのスプールのゼロシャフトと同じですね。
ダイワはプラスチックですがAbuは金属になっています。
ハンドルまわり
ハンドルまわりは単純です。
金属のパーツを入れて
ワッシャーを2つ入れます。
向きは( )となるように入れます。
スタードラグを回して入れて
ワッシャーを入れて
ハンドルを入れてナットを締めれば完了!
まとめ
今回は写真を多めにオーバーホールのメモとして記事を書いてみました。
慣れていないAbuのリールですがこの記事があれば次も迷わずにオーバーホール出来そうです。
このリールが4000円だなんて良い買い物をしました。
オーバーホールしたら巻き心地も改善して気持ち良く使えそうになりました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
私もパンチング、海外怪魚遠征と酷使してきましたが、ギアシャフトの強度は少し怪しいです、、、
マットから引きずり出す際に、強引にゴリ巻きすると思いますが、ハンドルがもげました(笑)
正確にはシャフトのネジ山が舐めて、ハンドルロックナットが抜け落ちちゃったのですが、、、
周りでも散見する症状なので、ウィークポイントなのかな?
見た目に似合わず、ヘビーな使い方には向いてないかもです(笑)
ギアシャフトですか!
ボディがフルメタルなので丈夫だと思っていましたが、シャフトがやられるとは知りませんでした。
思わぬ所にウィークポイントがあるものですね
Σ(-᷅_-᷄๑)
情報有難うございます!