21カルカッタコンクエスト200HGオーバーホール。各パーツの名称と価格も記載。

21カルカッタコンクエスト200HGのオーバーホールをしましたのでメモを兼ねて記事にしました。

各パーツの名前と価格も記載していきますので部品を取り寄せる時の参考にして下さい。

それでは順番に分解していきます。

Contents

ハンドル周り

出典:シマノ

まずはハンドル周りから分解していきます。

1番:固定ボルト 275円

をマイナスドライバーで外します。

こんな小さなネジが275円もするんですね(汗)

いきなりパーツの値段が高い事に驚きました。

1番のネジを外すと3番の黒色のパーツが外せます。

3番:リテーナ 110円

プラチックパーツは安いんですね。

2番:ハンドル固定ナット 1045円

を10ミリのラチェットを使って外します。

カルコンはナットがハンドルの奥に入っているので六角レンジでは外せないので注意です。

ハンドルを外したい人は事前に10ミリのラチェットを準備しておいて下さい。

私が使っているのはこのラチェットです。

小型なのでリールのオーバーホールには使いやすいですよ。

10番:ハンドル組 10120円

を外します。

ナットを外してあるので手前に引っ張れば外せます。

11番から15番は一式で一体となっています。

分解する事も出来ますが、特別調子が悪く無い限り分解するする必要が無いので私は分解しません。

11番:スタードラグ音出シ板抜ケ止メ 165円

12番:スタードラグ音出シ板 165円

13番:音出シピン 165円

14番:音出シバネ 165円

15番:スタードラグ 2255円

11番から15番のパーツの価格は上記のようになっています。

スタードラグを外すとよく矢印の座金がくっついて一緒に外れます。

16番:座金 165円

あえて外さずに付けたままにしておいた方が楽ですよ。

17番:スタードラグバネ 275円

を外します。

以前は単純なバネでしたけど最近はこのタイプの複雑はバネが多いですね。

18番:スタードラグ固定ナット 275円

を外します。

右巻きは時計と反対回りに回せば外せます。

左巻きは時計回りに回して外すので注意です。

19番:スタードラグスペーサー 165円

を外します。

写真のように黒っぽくなっている側がハンドル側になります。

20番:ドライブギア座金 165円

この座金は同じ物が2つ入っていて

「 ( ) 」このように2つの座金の向きを変えることでドラグを締めた時に一定のテンションがかかるようになっています。

同じ向きにしないように注意です。

21番:スタードラグベアリング座金 110円

を取り外します。

この後に入っているベアリングが

22番:ボールベアリング(8×12×3.5) 1375円

なのですが、この状態で外すのは難しい時があるのでとりあえずこのままにしておきます。

バンドル側の分解はここまでになります。

ハンドル側のパーツを順番に並べるとこのような感じになります。

スプールを外す

ここでスプールを外しておきます。

まずは写真のパーツをズラすと

パーミング側が開きますのでパーミング側から外して下さい。

リール内部

続いてリール内部を分解していきます。

31番:固定ボルト 275円

を3ヶ所外します。

固定ボルトは全て同じ長さなのでバラバラになっても大丈夫ですね。

そして先程の22番のベアリングはこちら側からドライバーで押すと簡単に取れますよ。

34番:ローラークラッチインナーチューブ 605円

を外します。

サイドカップを外した時に一緒に取れる事もあるので、サイドカップを外した後には注意です。

35番:スタードラグ板 935円

を外します。

外しにくい時はドライブギアごと抜くと外しやすいですよ。

36番:ドラグ音出シラチェット 385円

を外します。

組み上げる時にこのパーツにグリスが付いてしまうとドラグ音が小さくなってしまうので注意です。

ここは細かいパーツが多いです。

丸で囲った所はドラグ音のパーツで

38番:ドラグ音出シピン 275円

39番:ドラグ音出シバネ 165円

40番:ドラグバネホルダー 165円

になります。

細かいパーツで無くしやすいので注意。

黒いパーツは

37番:スタードラグ座金 935円

ドラグの座金でカーボンタイプとなっています。

最近はラインがスムーズに出るカーボンタイプが主流ですね。

202番:ドライブギア 2805円

他のパーツに比べてドライブギアが2805円で買えるのは安い気がします。

長い事使うなら予備を買っておいても良い価格ですよね。

42番:スタードラグ座金 275円

こちらの座金は従来通りのプレートタイプになります。

43番:ストッパーギア 605円

このパーツは一見裏表が無さそうですがエッジが鋭くなっている方がハンドル側です。

どちらでも問題なくクラッチは戻りますけどね。

66番:クラッチヨークバネ 110円

を2つ外します。

203番:ピニオンギア 2200円

を外します。

ドライブギアとピニオンギア2つでほぼ5000円。

長い事使った後にこの2つのギアを変えれば巻き心地は劇的に回復します。

67番:クラッチヨーク 165円

を外します。

このリールはまだ新しいので今回はここまでの分解で終了です。

ここまで分解してグリスアップする事を定期的に行っていれば巻き心地は維持出来ますよ。

まとめ

リールは定期的にグリスアップをする事で性能を維持出来る様になります。

今回分解した所までなら分解から清掃、グリスアップをやっても30分くらいで出来ますよ。

完全に分解しようと思うとハードルが高くなって時間もかかってしまうので、今回程度のグリスアップを定期的に行うのがオススメです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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