私がハンドメイドで作っているスピナーベイトのCambia。
オリジナルモデルはオフセットフックを標準仕様として作っているのですが、シングルフック仕様も用意しようかと思ってフックを探していたんです。
ワームフックのシングルフックではロングシャンク過ぎて、海で使われているフックは太軸過ぎるものがほとんど。
釣具屋で探していても意外と良さそうなフックって見つからなかったんです。
無いならメーカーの商品全部確認してやる!
そんな感じで見つけたのが今回ご紹介するファインタマン。
このフックはかなり使い勝手が良いフックですよ。
Contents
ファインタマン
ファインタマンは沖縄でタマンと呼ばれている魚を狙う為のフックです。
この魚がタマンです。
この体高でありながら全長は1m近くにもなるのだとか。
そんな魚を釣る為のフックなのでタマン用のフックは太軸がベースなようです。
そして今回ご紹介しているファインタマンはタマン用のフックとしては細軸のファイン仕様になっています。
細軸と言ってもバス用のフックと比べるとかなり太軸。
これがスピナーベイトのメインフックや大きめのプラグをシングルフックに交換する時にちょうど良いんです。
ナノスムースコート
海で使うフックって餌で使う場合が多い事からフッ素加工されていないフックが多いんです。
ですがファインタマンにはがまかつのフッ素コートであるナノスムースコートのタイプもあるんですよ。
通常のナノスムースコートされていないファインタマンもあるのですが、ナノスムースコートがされていても1割弱の価格アップに収まっているのが良心的。
ちなみにナノスムースコートとはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン Polytetrafluoroethylene)複合表面処理加工のこと。
現在までに発見されているもっとも摩擦係数の少ない物質で、いわゆるフッ素樹脂コートの1つ。
ダンボールにナノスムースコートされたフックと通常のフックを刺し比べてみると刺さりの良さに驚くくらい違いがありますよ。
多少高くなりますが選ぶならナノスムースコートタイプがオススメです。
ヒネリ無し
このファインタマンを見つける前に釣具屋で同じようなフックを見つけてたんです。
そのフックはフッ素加工もされていて形状もファインタマンとほぼ同じ。
でも残念なことにフックにヒネリが入っていたんです。
バス釣りしかしない人にはあまり馴染みが有りませんが、海で使うフックってヒネリが入っている事が多いんです。
ヒネリが入っている方が餌釣りの時は針がかりが良いのでしょう。
でもルアーに付ける場合はヒネリは入っていて欲しくないですよね。
ファインタマンはヒネリが入っていないのでルアーに付けても違和感無しです。
そしてこの手のフックはカエシが大きい事が多いのですが、ファインタマンは控えめのカエシになっている事もとても良いです。
サイズは5種類。スピナーベイトと比べてみる。
ファインタマンのサイズは5種類あります。
でも餌針の号数っていまいちサイズ感が分かりませんよね。
なので市販のスピナーベイトと比べてみました。
写真の右上から22号、20号、18号になっています。
デプスのBカスタムのフックと比べて20号がちょうど同じくらいのサイズ感です。
スピナーベイトの中ではフックが小さめのDゾーン1/2オンスはファインタマンの18号とほぼ同じ。
スピナーベイトとしては割と大きめのフックであるクリスタルSの1/2オンスはファインタマンの20号よりちょっとだけ大きいです。
ファインタマンをルアーのシングルフックに使う場合は16号から20号くらいのサイズが合うと思います。
まとめ
ファインタマンは私が探していたシングルフックとして完璧なフックでした。
しかも20号だと8本入っていて定価が350円と安い!
文句無しのフックです。
ルアーで使えるシングルフックを探している人にはオススメのフックですよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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