ジャークベイトの名作ラトリンログ。
何十年もアメリカのバスプロに選ばれるジャークベイトです。
ノーマルのラトリンログはフローティングなのですが、サスペンドにしたりレンジを下げる為に板鉛を付けるチューニングが有名です。
こだわるとそのチューニングに行き着くのかもしれませんが、私はレンジを下げたい時はサスペンディングログを使っています。
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下のログがノーマルのラトリンログ。
上のログがサスペンディングログになります。
ボディ自体はおそらく同じだと思います。
見た目で違うのはリップの長さと形状。
まずはリップの長さの比較です。
サスペンディングログはフローティングのログよりリップが1.5くらいの長さがあります。
次は形状です。
ノーマルのログはリップの周囲が少し立ち上がっていて、水を掴みやすくなっていますが、サスペンディングログは単純なフラットなリップです。
リップの厚さも若干違ってサスペンディングログの方が少しだけ厚くなっています。
サスペンディングという名前だけどスローフローティング
日本のルアーでサスペンドという表示があったら、ほぼ全てのルアーがちゃんと水中でサスペンドします。
水温何℃でサスペンドするように設定してあると表示されているモデルもあるくらいです。
ところがサスペンディングログは名前にサスペンドって入っているのですがスローフローティングなんですよ。
どうもアメリカのサスペンドの感覚ってスローフローティングみたいですね。
そして日本で言うファーストフローティングが普通のフローティング。
でも個人的にはサスペンドプラグはスローフローティングの方が良いと思っているので、私は嬉しい設定です。
最初からドンピシャのサスペンドだと、フロロカーボンラインを使っていると沈んでしまうんですよね。
またフックの交換もシビアになってしまいます。太軸に変えたくても変えられないんです。
スローフローティングだとフロロカーボンラインを使っても、フックを交換しても、よっぽど沈む事は無いので使いやすいんですよ。
どうしてもドンピシャにしたい時は板鉛で調整すれば良いだけですしね。
ただ巻きのアクションは、ほぼ同じ
リップの長さや形が違いますが、ノーマルのログとサスペンディングログのただ巻きの動きはほとんど同じ動きです。
ロールが多めのウォブリングアクションですね。
アクションは同じですが、泳いでくるレンジはけっこう違うので使い分けると使いやすいです。
見た目も同じなので使い分けていても同じ感覚で使えます。
ジャークはトルクのあるダート
ノーマルのログはキレキレなダートするタイプでは無く、トルク感のあるダートです。
サスペンディングログも同じタイプのダートをします。
まぁ、ボディを含めてほとんど同じなので同じダートなのは予想できますよね。
人が見るとダート幅の広いキレキレのダートの方が釣れそうな気がするんですが、何度もログの方が反応が良いという経験をしています。
もちろん反対の場合もあるんですけどね。
どちらのタイプも必要なのは間違い無いと思います。
わざとスローフローティングにするのも面白い。
ハイフロートのノーマルログと、スローフローティングのサスペンディングログ。
その中間くらいのスローフローティングもあるとけっこう便利です。感覚的には日本のルアーのフローティングって言う感覚の浮き方ですね。
その場合のチューニングはノーマルログに板鈍りを貼る方法と、サスペンディングログのスプリットリングやフックを変える方法がありますが、簡単なのはサスペンディングログをチューニングする方法。
ノーマルのログってけっこうハイフロートなのでたくさん板鉛を貼らないといけないんですよね。
1つ作っておくと、使い分けでより快適になると思います。
まとめ
サスペンディングログってあまり使われていないような気がしますけど、ログが好きな人なら間違いなく好きなルアーだと思います。
ログはたくさん種類がありますが、私はARB1200とASDRB1200が好きかな。
3本フックですが大きすぎるなんて事は無いですので一度使って見て下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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