昔はみんなが良く使っていたのに、今はほとんど使われなくなってしまったワームのジャンルがあります。
あれだけ全国で釣れていたのだから、今でも確実に良く釣れるはずです。
時代の流れとともに使われなくなってしまったワームのジャンルを見ていきたいと思います。
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パドルテールワーム
出典:IKE-Pの釣れづれ日記
霞ヶ浦の全盛時代にとても人気のあったワームがパドルテールワームです。
アシ際をワームで攻める時はパドルテールワームのテキサスリグという人も多かったのではないでしょうか。
当時良く霞ヶ浦で釣りをしていた村田基さんもLAキングパドルというワームのテキサスを良く使っていました。
今では品質の良いワームを作るメーカーとして有名なケイテックも、最初に出したワームはパドルテールワームだったんですよ。
中でも写真のカルフォルニアパドルは名作中の名作。
ハンドポワードワームならではの柔らかさや浮力、カラーで人気がありましたね。
パドルテールの人気が薄くなっていった理由の1つがホグ系ワームが出てきた事があると思います。
パドルテールワームにトドメを刺したのがZBCのブラッシュホグじゃないかな。
ブラッシュホグの爆発的な釣果でパドルも2つある方が良いじゃん!
という流れになったような気がしています。
(出てきたパドルテールはパドロッターだけでした!本当に少ない!)
フラグラブツインテール
出典:スミス
私がルアーを始めた頃はどこのショップにも置いてあったフラグラブ。
今ではグラブだけになってしまいましたね。
フラグラブにジグヘッドを付けて、ただ巻きやボトムバンピング。
これは定番中の定番でした。
確かイヨケンさんが初めて釣ったルアーもフラグラブだったはずです。
ラバージグでは引っかかってしまいそうだけど、ヒラヒラしたアピールもしたい。
そのようなポイントではフラグラブのテキサスを使っている人も多かったはず。
めちゃくちゃ釣れるワームなのに最近はフラグラブを付けてる人を見ることは無くなりました。
やっぱり単価の高さがネックなのかもしれませんね。最近のファットイカの単価の高さを考えるとまだマシな気もしますが。
チューブワーム
出典:アマゾン
これも昔は大人気だったワームのジャンルです。
中空のボディにフラスカートのようやヒラヒラしたテール。
ジグヘッドをボディの中に仕込んでスパイラルフォールで攻めたり、テキサスリグでアシを打ったりと様々なポイントで活躍していました。
日本では人気が無くなってしまいましたが、アメリカでは今でも人気のワームのようです。
あれだけ人気があったのになぜ今は人気が無いのでしょうね。
パドルテールのように代わりになるワームのジャンルが出てきた訳でもないのに。
先日YouTubeでイヨケンさんの動画が公開されて、チューブワームで良いバスをチューブワームで釣っていました。
今でも使えば確実に良く釣れるワームですね。
スラッゴー
出典:楽天
最後はスティックベイトというジャンルを築いたのに使われなくなってしまったスラッゴーです。
スティックベイトはデプスのサカマタシャッドなどが今でも人気ですが、もともとスティックベイトというジャンルを築いたのはスラッゴーなんです。
スラッゴーが出てきた時の釣れ方は凄くて、使った人達がみんな魚が湧いて出てくる。と言っていたのを思い出します。
しかしスラッゴーへの異常な反応は数年でおさまってしまいました。
そして徐々にショップから消えていきました。
一時はゲーリーグラブ並みに色んなカラーのスラッゴーがショップには並んでいたんですけどね。
私がバス釣りを始めたばかりで、まだ釣った事がなかった頃、今では全国区になった五三川の杭の横をダートさせていたらバスが食ってきたのを今でも覚えています。
結果的にフッキングはしなかったのですが初めてバスがルアーに食いつくのを見たので本当に興奮しました。
当時はノーシンカーでしか使っていなかったのですが、ノーシンカーだけでなくヘビキャロで使うと今でも良く釣れると思うんですけどね。
まとめ
今回は昔はとても良く使われていたのに、今ではあまり使われなくなったワームを思い出してみました。
今見てもどれも良く出来たワームです。
今流行っているワームが良く釣れて、これらこワームがあまり釣れないなんて事は無いと思います。
むしろ誰も使っていない今こそチャンスがあると思いますよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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