私はリールのオーバーホールは自分で行っています。
でも、ルアー釣りを初めて25年くらい経ちますが自分でやるようになったのは、ここ5年くらいです。
シーバスをベイトリールでやり始めたのが自分でやり始めたきっかけですね。
釣りに行くたびにリールをジャバジャバ洗っていたので自分でやらなきゃすぐにダメになっちゃう。という事で始めました。
自分で出来る様になるとリールの巻き心地が維持出来るのでオススメですよ。
じゃあ、やってみようかな。って思ってもどんな道具を揃えれば良いのか分からないですよね。
今回はベイトリールをオーバーホールする時に必要となる工具やグリス、あったら便利な道具などをまとめました。
一式揃えたらチャレンジしてみて下さい。
Contents
本体B側
本体B側というのはシマノのリールでパーミング側になります。
今回はスプールを外すまでに必要になる物をご紹介します。
ピンセット
リールのオーバーホールをする上でピンセットは重要です。
細かい部分のパーツだけでなく、ベアリングを止めている針金を取る時には必ず必要になります。
六角レンチ
六角レンチは必要なリールと必要ではないリールがあります。
メタニウムは不要ですが、アンタレスDCは必要といった具合です。
自分のリールに合わせてご購入下さい。
オイル
スプールを外したらベアリングに注油をします。
自分が好きなオイルを使えば良いと思いますが、オススメなのは揮発しないオイルです。
1度塗布すれば長い事持ちますので、こまめに手入れしなくても性能が維持出来るめんどくさがりに適したオイルです。
iosのオイルは揮発しないだけでなく、性能も抜群なので高価ですが買って後悔しないオイルですよ。
ハンドルまわり
リール内部まで分解する時はまずハンドルを外す事が必要です。ハンドルの分解に必要な工具は下記になります。
ドライバー
何かを分解する時には必ず必要になるのがドライバーです。リールのハンドルを外すのにも必要になります。
上のドライバーは安いドライバーですが、本格的にやりたい人は高いドライバーを買った方が良いですよ。
高いドライバーって確かにネジをなめにくいんです。
ラチェットレンチ
ハンドルは10ミリのナットで取付けてあります。
シマノとダイワ、アブの2500あたりは全て10ミリです。
ですので10ミリがあればとりあえず大丈夫だと思います。
私も10ミリの物しかもっていません。
内部
リール内部まで分解したら、とりあえず工具は無しで順番に外すだけで分解出来ます。
ここで必要な物はグリスアップのための道具ですね。
パーツクリーナー
何度も使ったリールの内部は汚れています。
各パーツには汚れがビッシリといった具合でしょうね。
そんなパーツを洗浄するのに必要なのがパーツクリーナーです。
ホームセンターに安い物もありますが、そういった物は樹脂も溶かしてしまうそうです。
最近のリールは樹脂も多く使われているので、汚れは落ちるけど樹脂は溶かさないZPIのクリーナーを使いたいです。
パーツは紙コップなどに入れてクリーナーを吹きかけると良いですよ。
キッチンペーパー
リール内部の汚れを拭くのはキッチンペーパーを使います。
ティッシュだとボロボロと細かい破片が出るので使わない方が良いですよ。
キッチンペーパーでなくてもボロボロになって内部にゴミとして残らないものであればOKです。
綿棒
細かいところを掃除するのにはやっぱり綿棒が便利です。
パーツクリーナーを付けて拭くのに使います。
ギアグリス
各パーツを綺麗にしたらいよいよグリスアップです。
グリスにはギアグリスとドラググリスの2種類があります。
ギアグリスはドライブギアやピニオンギアの歯面に、ドラググリスはドラグワッシャーに塗布します。
グリスを塗るのは筆があるとやりやすいですよ。
まとめ
特別な物はオイルとグリス、パーツクリーナーくらいで、他の物は家にある場合が多いのではないでしょうか。
慣れてしまえば30分くらいでグリスアップ出来る様になります。
釣りの前日にささっとグリスアップすれば快適な状態で釣りできますね。
興味がある人はチャレンジしてみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
※オーバーホールを自分で行うとメーカーの保証対象外になります。自己責任で行うようにして下さい。
コメントを残す