リューギってルアーフックに算入してからまだ年月が短いだけあって、いろいろな挑戦をするイメージがあります。
今回、リューギが新しく発表するフックはスイベルと一体化したフックです。
最近、プラグのアイをスイベルにする事でバラしが少なくなる事が何となく一般的になってきました。
スイベルとフックが一体的になったピアスクアッドはどんなプラグもスイベルフックに出来る優れものですね。
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ピアスクアッド
出典:ルアーニュースR
フックにスイベルを付けるだけでも革新的なのに、リューギは今回単純なトレブルフックにスイベルを付ける事はしませんでした。
写真で見て分かる通り4本針にスイベルが付けてあるんです。
これはデプスのイヴォークゼロの開発経緯を知っている人なら何故4本針の開発が最初なのか知っていると思います。
出典:ルアーニュースR
もともとイヴォークゼロを開発していた初期の頃は、他のルアーと同じようにボディにスイベルが入っていたんです。
そのスイベルアイに4本針が付けられていたのですが、その後フックにスイベルを付けるという話になったのだとか。
フックにスイベルが付いていればボディの内部構造をシンプルに出来るので、フックに付ける方向で行こう。
そんな感じの経緯で開発が進んだので4本針のようです。
今までのルアーにスイベルフックを
出典:ルアーニュースR
4本針+スイベルのフックなので、通常のトレブルフックと比べると当然フックは重くなります。
その重さを少しでも解消するために、フックの軸をワンサイズ細い物に変えてあるそうです。
それでもトータルでは重くなってしまうと思いますが、繊細なルアー以外ならそんなに気にする程ではなさそうな気がします。
特にアメリカンルアーのようなアバウトな設定の物でしたら何の問題も無さそうですね。
ヒートンに直接付ける事も考慮してくれていそうなアイの大きさなので、アメリカンルアーに付けても問題無さそうです。
伸びそうなのが心配
フックってどのような時に伸びるのかご存知ですか?
フックってしっかりと根本まで刺さっていれば、軸が細くても伸びないんです。
フックが伸びるのは、根本までフックが刺さりきっていない時に引っ張られると案外簡単に伸びてしまいます。
普通のトレブルフックは一本の針が刺さる時に残りの2本が邪魔をする事は少ないですが、4本針だと一本だけでなく2本以上が刺さるという事が増えそうです。
そうなると根本まで刺さる事が少なくなってフックが伸びやすくなってしまいそうな気がします。
2本掛かっているなら一本にかかる力は半分?とも思いますが、おそらくそんなに都合良く力は分散しませんよね。
私は発売されたら確実に購入すると思いますが、せめてバーブレスにして少しでも根本まで刺さりやすくすると思います。
まとめ
釣りが上手い人ほどフックに1番お金をかけると聞きますが、このフックは確実に獲れる魚が増えるフックだと思います。
キムケンさんも言っていましたが、トップウォーターに相性が良さそうなフックですね。
もし、サイズ展開が小さいフックまで用意されていたら3本フックのジャークベイトの真ん中のフックを交換するのも良さそうだと思っています。
普通のトレブルフックにスイベルを付けた物も今後発売されたら、ナマズのトップウォーターゲームのメインフックになりそうだとも思います。
それくらい個人的には可能性を感じるフックです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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