アビノー110F(ニシネルアーワークス)。今までに無かったロールするダブルスイッシャーが凄すぎる!

ニシネルアーワークスから新しいトップウォータープラグが発売されます。

ジャンルとしてはダブルスイッシャーなのですが、ただ巻きでロールするんですよ。

それも軽くロールするのではなくて、横を向くくらいのロールをするんです。

動画で動きを見てテンションが上がるくらいの動きでした。

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アビノー110F

ニシネルアーワークスらしい超リアルな見た目のダブルスイッシャーです。

一つ気になるのがボディに付いているブレード。

これがダブルスイッシャーなのにロールをする秘訣。

ブレードが揺れる事でボディがロールするんですね。

ブレードはアイにスプリットリングで直結する事で左右に振れる動きにすることが出来ているようです。

スイベルを付けるとブレードが回転しちゃってロールしなくなっちゃいますもんね。

今度フロッグの改造もブレードを直結してロールするようにしてみようかな。

上から見たらこんな感じです。

ニシネルアーワークスのルアーは見る角度によって違う表情を見せてくれるルアーですよね。

作る数量が増えてもハンドメイドの雰囲気を残しているのがとても魅力的です。

サイズは全長110ミリ、ウエイトは標準の状態で25.5gになっています。

ヒートンがナットで固定されている

アビノー110Fはフロントのペラの向きを変える事で違うアクションを出す事が出来ます。

でもヒートンって何度も抜き差ししていると緩くなってきちゃう事があるんですよね。

私はそんな時は瞬間接着剤を流し込んで、乾燥してから再度ヒートンをねじ込んで対処していました。

それがアビノー110Fはペラの向きを変える事を前提に設計されているので何度抜き差ししても問題が無いようにボディの中にナットが入っているんですよ。

プラスチックにねじ込むのではなくボディ内部のナットにヒートンをねじ込み止める。これなら絶対に抜ける事がありませんね。

シンプルですがとても良いアイデアだと思います。

ヒートンを使っているルアーは全てこの仕様になれば良いのに!とさえ思います。

ペラは敢えてヒートンに当てて音を出す

スイッシャーってペラが付いている所には必ずと言っても良いくらいカップワッシャーが入っています。

それはペラが良く回るように抵抗を少なくする為です。

カップワッシャーが入ると確実にペラの回転は良くなるので当然入れるべきだと思っていました。

でもアビノー110Fはカップワッシャーが入っていないんですよ。

それはペラがヒートンに当たるようにする事でカタカタといった金属音を出す事が目的のようです。

動画を見ていても確かに金属音が良く響いています。

ヒートンにペラが上手く当たる角度は覚えておくと良さそうですね。

この動きは凄い!

ダブルスイッシャーは首を振らせて釣る方法もあるようですが、私は全く首を振らせません。

むしろ首は振らないで真っ直ぐ泳いで、止めたら惰性で進まずにピタッと止まる方が好きです。

それと当然ペラは綺麗に回る方が好みです。

(回りにくくても良く釣れるルアーもあるのですが…)

アビノー110Fの解説動画で西根さんが使っている動かし方は完全な直線の使い方。

私が好きな使い方です。

そして真っ直ぐ泳がせた時にペラは回りながらボディは常にロールをしています。

こんな動きのルアーは今まで見た事が無いので衝撃を受けました。

シンキングのダブルスイッシャーでは、ケビンバンタムが使ってトーナメントで勝ったDUOのスピンベイトがロールしながら動きますが、スピンベイトはシンキングペンシルのようにボディに水を受けてロールします。

なので水面ではロール出来ないんですよね。

水面を進むダブルスイッシャーでロールするルアー。

間違いなく世界初のルアーだと思います。

自分に合ったモードを探して使う

出典:YouTube

アビノー110Fはヒートンを何度も抜き差しする事を前提に設計してあるくらいなので、シチュエーションや好みに合った使い方を探す事が出来る様になっています。

動画の中でもセッティングのパターンが解説されていました。

まずはベースモードともいえるウェイキングモード。

ただ巻きでロールしながら水面を誘えるモードですね。

次はブレードを小さめのサイズに変更したモード。

ブレードを小さくする事でロールの大きさは小さくなりますが、その分ピッチは早くなっています。

クリアアップした時とかに良さそうなモードですね。

ちなみに小さいブレードはルアーを買ったらセットで付いてくるみたいです。親切ですね!

3つ目はフロントペラの向きを反対向きに変更したモードです。

ジャークした時の前面へのスプラッシュは減りますが、その分ゆっくり巻いてもペラが回転する様になります。

動画を見ると分かりますが、めちゃくちゃゆっくり巻いてもしっかりとペラが回っています。

これって当たり前のようですが、これだけゆっくり巻いてもしっかりペラが回るダブルスイッシャーって少ないですよ。

4つ目のモードはスローシンキングモード。

フロントフックの所にアウターウエイトを付ける事でスローシンキングにして、水面直下を探れます。

少し潜らせると食ってくる時ってありますもんね。

そんな時に活躍するモードです。

ちなみにこのアウターウエイトも買ったらセットで付いてきます。やっぱり親切!

最後はブレードを取って、リアのペラを反対にしたモードです。

ペラが水を前面に飛ばす向きになっているので、ジャーク下時に激しく水を飛ばします。

今までのダブルスイッシャーと同じような使い方のイメージですね。

そういえばリアのヒートンもワッシャーで止まっているのかな?

うっすら透けて見える感じだとワッシャーになっていそうですね。

まとめ

ニシネルアーワークスから出たダブルスイッシャーのアビノー110F。

今までのダブルスイッシャーとは一味違うとても魅力的なルアーだと感じました。

今年はへドンからプランキングバサースプークPLも出ますしトップウォータープラグの当たり年ですね!

欲しくてたまらないと思わせてくれるプラグが増えました。

店頭にはいつ頃並ぶのかな?今年の夏が楽しみになってきます。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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