長年ルアーフィッシングをやっている人は一度は憧れた事があると思うハンクルミノー。
泉プロがハンドメイドで作っているバルサミノーです。
オリジナルのバルサモデルは手作りなのでなかなか手に入りませんが、プラスチック版のK-1ミノーは手に入りやすくとてもたくさん釣れました。
そして今回ハンクルミノー本栖のプラスチックバージョンとして、ハンクルミノースティーズカスタムが発売されました。
今年新発売のルアーの中で1番気になっていたルアーです。
Contents
デザイン
全長は137ミリの大型のミノーとなります。
もともとラパラのオリジナルでもそうですが、13センチのミノーって定番のサイズでした。
芦ノ湖のようにバスがトラウトを食っているような場所では13センチ以上の大型のミノーの実績が高かったようです。
今回も13センチを基準として作り始めたら重心移動システムの関係で7ミリ大きくなって137ミリになったとの事です。
重心移動システムを収める為に無理矢理小さくしなくて良かったと私は思います。
130ミリから7ミリくらい大きくなっても大差ありませんからね。
ハンクルミノーの魅力の一つの全体のシルエットの美しさはしっかりと引き継いでいます。
ただアイはやっぱりフラットなアイの方が私は好きだなぁ。
実物を見たら印象が変わるかも。と思っていましたがやっぱりフラットなアイが好きでした。
出典:ハンクル
どうですか?このフラットなアイが好きなのは私だけでは無いはず!
変えたら良いかと思っていたのですがアイの所が深く掘られているので雰囲気は変わってしまいそうです。
オリジナルのような雰囲気にはならなさそうです。残念。
確かに良く飛ぶ
今回プラスチック化をする際に最も重要視されていた飛距離の確保。
サイレントでありながら飛距離を出せる重心移動システムを採用する事がプラスチック化した目的と言っても言い過ぎでは無いですよね。
私が購入したのは飛距離では飛ばない方のモデルと言えるフローティングモデルなのですが確かに良く飛びました。
断面の形が四角に近いの体積が大きいミノーには敵いませんが、必要十分以上の飛距離です。
着水音が何故か良い
使っていて意外だったのが着水音が良かったこと。
フローティングモデルという事もあるとは思いますが、不自然なドボンといった着水音ではなく、ピチャンとした釣れる着水音だったんです。
大きく飛距離の出るミノーなので広いエリアをざっくりと攻めるルアーかと思っていましたが、この着水音ならピンポイントで狙うにも良いと感じました。
急深の岸ギリギリに落として、1mの範囲で食わせる。
そんな使い方も良さそうなミノーです。
泳ぎ出し良好
重心移動のルアーの欠点が着水後の泳ぎ出しが悪いルアーが多い事。
着水してからメインウエイトが移動するまでのタイムラグがあるので、どうしても泳ぎ出しが悪いルアーが多いんです。
ハンクルミノースティーズカスタムは重心移動システムのシャフトにサクサス加工がされているのでスムーズにウエイトが移動するのでしょうね。
メインウエイトが動いているタイムラグを感じる事無く泳ぎ初めます。
そして一度動き始めてしまえばメインウエイトは磁石で固定されるので固定重心になります。
ロール主体のウォブンロール
アクションはミノーらしいロールを主体としたウォブンロールです。
ロールがメインの動きなのは想定していましたが、ウォブリングが思ったより大きかったのが印象でした。
解説動画でも泉さんが言われてましたが、リップをサーキットボードにするとウォブリングが大きくなりやすいようです。
ウォブリングが想像より大きかった事のメリットとして、ミノーなのに動いているのがちゃんと手元に伝わってくるんですよ。
この感覚はただ巻きのクランキングの時にとても重要なんですよね。
ハンクルミノーなのでトゥイッチやジャークで使うのをイメージしていましたが、ストップ&ゴーでも使いやすいミノーでした。
ジャーキングよりもトゥイッチが良い感じ
K-1ミノーはトゥイッチにもジャーキングにも反応良く動くルアーです。
ハンクルミノースティーズカスタムも反応良く動くと思っていたのですが、ちょっと違いました。
トゥイッチを入れた時は気持ちよくヒラヒラと動きますがわジャーキングではちょっと重い感じの動きです。
K-1ミノーのように気持ち良くダートする感じの動きではありませんね。
個人的にはただ巻きのストップ&ゴーに、トゥイッチを入れていく動きが好みです。
イメージ的にはラパラのオリジナルフローティングと同じような使い方が合っているルアーだと思います。
まとめ
投げやすく、ただ巻きの動きも良い。
そしてトゥイッチではキラキラとダートする。
ただ巻きとトゥイッチで使うと、使っていて気持ちの良いルアーでした。
値段が正直高いなぁと感じていましたが、十分納得の出来るルアーです。
中途半端にするので無く、コストを掛けてしっかりと作り込んだルアーだと使っていて感じるルアーですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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