ルアーに対してフックが左右対称になるセンターバランスのフック。
ルアーのフックのアイはほとんどが縦アイなのでセンターバランスのフックを装着すると左右対象に出来ます。
ですがルアーの中にはフックのアイが横向きになっている物もあるんです。
フックの向きを横向きにするとフックとフックが絡みにくくなるので敢えて横向きのアイにしているこだわったルアーがあります。
ですが横アイにセンターバランスのフックを装着すると左右対象になりません。
横アイには昔ながらのセンターバランスになっていないフックが必要なんです。
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横アイのルアーは意外と多い
横アイのルアーの代表的なルアーの一つがo.s.pの阿修羅シリーズ。
特に最初に発売された阿修羅は全長92.5ミリで3本のトレブルフックを装着しています。
この大きさでフックとフックが絡まないようにするには横アイにする事が必要です。
阿修羅が発売された頃はセンターバランスのフックの方が少なかったので問題無かったのですが、最近はセンターバランス以外のフックの選択肢がほとんど無いんです。
がまかつのトレブル21やトレブル19くらいな気がします。
トレブル19はボックストレブルが廃盤になった上に値段は20年前と同じ5本で500円に戻ってしまいました。
ボックストレブルは18本で1000円程度で買えていたので正直かなりの値上げです。
センターバランスのフックは安くて高品質の物が手に入る
最近は安くて高品質のフックが手に入るようになってきました。
私が良く使っているマルトのフックだけでなく、DUOが純正ルアーのスペアフックとして出している物も高品質ですし、フィッシュキャッチャーを愛用しているウミボウズからも日本製で高品質のフックが出ています。
ですが、どれもセンターバランスなんですよ(泣)
確かに今使っているほとんどのルアーはセンターバランスのフックを使います。
ですがセンターバランスのフックでないルアーもあるんですよね。
私の好きなへドンを代表とするアメリカンルアーのサーフェイスリグやヒートン直付けのルアーは全滅なんです。
センターバランスでないフックが手に入りにくくなるなんて思いもしませんでした。
結局、両方いるんです。
メーカーは売れる物を作らなくてはいけないのでセンターバランスのフックが主流になる事は仕方のない事だと思います。
ですが釣り人からしたら結局両方ともいるんですよね。
多分メーカーがセンターバランスでないフックを作ってもそれほど売れないと思います。
ですが釣り人って使っているフックメーカーは統一する人が多いですよね。
例えばクランクベイトにはショートシャンクワイドゲイブのこのフックしか使わないだとか。
横アイのワイルドハンチが大好きでこれに合うセンターバランスでないフックはこのメーカーしかないから、他のフックもこのメーカーで統一しよう。
そんな人も増えると思うんです。
その商品自体の売り上げは少なくても、その商品があるおかげで会社全体の売り上げは上がる。
そんな商品としてセンターバランスでないトレブルフックを準備しておいてもらえると良いんですけどね。
まとめ
もしかしたら今が一番センターバランスでないフックが少ない時期なのかもしれません。
センターバランス以外のフックも欲しい!
そのような声が増えてきたらメーカーも動き始めるかもしれませんね。
とりあえず私はへドンのルアーに付けるフックとしてトレブル19を使い続けます。
せめてトレブル19は廃盤にしないで下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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