アメリカンルアーが好きな私にとってポッパーは音やスプラッシュが出てなんぼだと思ってました。
96年にふと寄った釣具屋でポップXを見つけて、仕上げの綺麗さに惹かれ購入したのですが静かなポップ音があまり釣れる気がしなくてほとんど使わなかったんですよね。
ところが中部のライギョマンで有名だったソルジャー三宅さんがポップXでライギョを釣りまくったんです。
当時はライギョばかりやっていたのでポップXでライギョを狙う事に衝撃でした。
スレた魚には優しいポップ音が効くんですね。
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デザイン
発売されて25年くらいですかね。今見てもカッコいいポッパーだと思います。
カップのあたりのデザインはもう堪らんですね。
96年に買ったポップXとは何回一緒に風呂に入った事か。家族からは呆れられてましたけど風呂でポップ音を聞いたり首振らせたりしてただけで楽しかったです。
口の部分からエラに向けて水を通すシステムはTDペンシルが先でしたけど、このシステムによってポップ音が優しい音になっているんですよね。
このシステムにも子供だった私は惹かれまくりました。
サイズ・ウエイト
ポップXのサイズはポッパーの代表的なサイズともいえるポップRのP60サイズ。
具体的には全長64ミリ、ウエイト1/4オンスです。
ポップXが出た当時はベイトで投げられるギリギリのウエイトでしたが今だと楽勝サイズですね。
小さくも無く大きくも無いポッパーとしては王道のサイズです。
フック
フックは前後共に6番が付いています。
大きさは良いのですがリアフックが良く錆びました。
メガバスの黒いフックって錆びやすいですよね。
フェザーがあるとどうしても水分を含んで錆びやすくなってしまうのが難点ですね。
私は錆びるのが嫌なのでティンセルだけに巻き変えたりもしています。
カラー
カラーは15色のラインナップです。
リアル系からチャート系まで豊富ですね。
何度見てもメガバスの仕上げは美しいです。
コレクションにしたくなる気持ちも分かります。
特許
ポップXのが出た後に何故他のメーカーがカップからエラにかけての穴を作らないのか?と思っていましたが特許が取られているんです。
一体メガバスは何個特許持ってるんだ?というくらい特許取られていますね。
必死になってルアー作ってるんですもんね。特許を取って真似されたくないのも当然だと思います。
特許を取っていたからこそポップXは今でも唯一無二ですね。
アクション
ポップXが人気になったのはデザインの良さだけでなく、それまでのポッパーと比べて圧倒的に首振りさせやすいポッパーだったという事が大きいと思います。
それまでのポッパーは音がメインで首振りはオマケ程度という物が多かったですが、ポップXは首振りがメインではないかと思うほど首を振ります。
ペンシルと違って移動距離の少ない首振りなので一箇所でネチネチやるのがとても効果的でした。
このネチネチ動かすのが私の地元のライギョにも効果的だったんですよね。
ポップXにプレミアが付いていた時代だったのでライギョで使っている私に友人は狂ってると言っていました(苦笑)
まとめ
今では何処でも手に入るので人気が無くなったように感じますがポッパーとしての人気は今でも一番なのではないでしょうか。
昔の人気が異常だったですよね。
そして実力は今でも一級品なのは間違いないと思います。
日本のポッパーの名作であるポップX。これも急に廃盤にならない事を祈ります。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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