数多くの日本製プラグがありますが最も日本らしいプラグはハトリーズではないでしょうか。
和を感じる曲線デザインに独創的なカラーリングどれを取ってもオリジナリティ満載です。
そんなハトリーズの中でも魅力的なのがインナーハンドだと思います。
ウッド製の物は高価過ぎて手が出ませんがプラ製の物なら気軽に使えますよね。
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デザイン
ハトリーズのルアーって独特の世界観があるデザインしてます。
今見てもハトリーズのルアーはハトリーズだと分かる所が素晴らしいです。
プラなのですがグラスアイの雰囲気が出るように出目になっています。
インナーハンドのボディの曲線には出目が必須ですよね。
これがペイントアイだったら魅力が半減です。
ウッドの雰囲気を継承してくれたデザインが嬉しいです。
サイズ・ウエイト
全長は92ミリ、ウエイトは14gです。
ヘドンを代表するアメリカントップウォーターは5/8オンスが標準だと思いますが、ハトリーズは全体的に小さめ。
インナーハンドも14gとなっています。
フックはフロントが5番でリアが6番です。
ボディに対して小さめのフックですがフックサイズを変えるのは厳禁です。
細かい調節を繰り返して作られた繊細なルアーなので最初からフックを変えるのは勿体ないです。
フックサイズを交換するなら一度使ってから動きを理解した上で交換する事をオススメします。
カラー
カラーは現在12色のラインナップです。
ハトリーズの魅力は独創的なカラーリングにもあると思います。
どんなルアーでもハトリーズのカラーを塗ったらハトリーズのルアーに見えるんじゃないかと思えるくらい一目見ただけでハトリーズと分かるカラーです。
スミスカラーと言うのかな?スミスがヘドンプラグに特注しているカラーも良いですよね。
アクション
インナーハンドW.B.は形状からも予想出来る通り幅の広いスライディングをするルアーです。
ザラスプークは首を振るスピードも早く、水しぶきを出しながらドッグウォークさせるのが効果的だと思いますが、インナーハンドは静かに滑るように水面を首振るルアーです。
ザラスプークが硬めのロッドで太いラインを使って動かす人が多いアメリカで作られたのに対して、ハトリーズは柔らかいロッドに10ポンド程度の細いラインでゆっくりと動かす羽鳥さんのスタイルに合わせて作られているという違いがありますね。
私は面倒なのでスナップを使ってしまいますが本当のアクションで動かしたかったら直結が良いそうです。
数多くのプロトを経て完成した
インナーハンドW.B.は金型の調整を数回、ウエイトのサイズ違いだけで7種類程度、さらに位置の調整も何回も行われたようです。
ウッドの動きを再現するために妥協のない作り込みが行われているようです。
数が売れる訳では無いトップウォータープラグでコスト度外視の開発が行われている強いこだわりがとても魅力的ですよね。
まとめ
ハトリーズの中でも最高傑作と言われるくらいの完成度と言われているインナーハンド。
その動きを忠実に再現したインナーハンドW.B.はとても魅力的なルアーです。
日本を代表するルアーのハトリーズルアーを使ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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