トップウォーターで有名なズイールですが、何個かはトップウォーター以外のルアーも出していました。
その中の一つ、ジャークベイトのマレオはアマゾン珍道中のビデオで釣れまくっていたルアーです。
ジャーキングでダートするマレオにピーコックバスが食いつくシーンを何度も見ました。
Contents
デザイン
シンプルなデザインで綺麗な作り込みは他のズイールルアーと同じですね。
プラスチックのルアーなのですが継ぎ目の所は綺麗にペーパーで処理されていて段差は皆無です。
全体的な雰囲気はボーマーのロングAに似た感じです。
リップの厚さはラッキークラフトのビーフリーズ並で折れる心配はほとんど無いですね。
実はノーウエイト
ボーマーのロングAもそうですがどんな軽いミノーでも少しくらいはバランスを取るためのウエイトが入っています。
ところがマレオは完全なノーウエイト。
ボディとフックだけでバランスを取っているんです。
それでいてフックサイズを変えようがちゃんと泳ぐ懐の深さも持っている。
ボディのバランスがとても良いからノーウエイトで泳ぐルアーになっているんでしょうね。
泳ぐレンジはほぼ水面直下
ノーウエイトという事でマレオは浮力がジャークベイトとしてはかなり大きいです。
リップの位置や角度も潜りにくい取り付け方がされているのでマレオが泳ぐレンジはほぼ水面直下を泳ぎます。
これだけ泳ぐレンジが浅いジャークベイトはなかなか無いのではないでしょうか。
私が良く行く水路は1m無い所がほとんどなのでマレオのレンジの浅さはかなり使いやすいです。
ダートの仕方はトルクのあるダート
ジャークベイトをジャーキングした時のダートの仕方は大きく分けると2種類あります。
一つは水を切るような幅の大きいダートで、もう一つは水を良く押すトルクのあるダート。
マレオのダートは後者のトルクのあるダートで水面直下を力強くダートします。
ただ巻きでの動きは幅の大きいウォブリングアクション
ノーウエイトなのですがマレオはただ巻きでもしっかりと泳ぎます。
ボーマーのモデルAに近い幅の大きいウォブリングアクションです。
かなりゆっくり巻いても動いてくれるのでジャーキングだけでなく、ただ巻きを組み合わせながら動かすと良いと思います。
まとめ
凄い人気だったトップウォータープラグの影に隠れてしまっていた感があるマレオですが完成度のとても高いルアーです。
トップが好きな柏木さんらしい水面直下で誘う事が出来るのが面白いルアーですね。
もう新品では手に入りませんがたまに中古で出ているのを見かけます。
なかなか無い種類のジャークベイトなので持っておくと便利ですよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントを残す