去年琵琶湖ではウィードが少なかったですが、20年程前と比べればまだ多く生えていたようです。
私はその頃の琵琶湖は知りませんが昔から琵琶湖で釣りをしている人にとっては一昨年までのウィードだらけの琵琶湖が異常だったのかもしれませんね。
そんなウィードが少なかった琵琶湖で作られたディープクランクがティムコの名作マッドペッパーマグナムです。
琵琶湖ガイドの方が去年の琵琶湖はマッドペッパーマグナムが開発された頃に似てるという事で使ってみたらやっぱり良く釣れたとの事です。
Contents
マッドペッパーは実はシャッド
マッドペッパーマグナムと言う名前を聞くとマッドペッパーと言うルアーがあるの?と思いませんか?
実はあるんですマッドペッパー。正確にはあった。ですけどね。現在は廃盤になっています。
ファットペッパーがクランクでマッドペッパーがシャッドという位置付けでした。
そしてマッドペッパーを良く潜るようにしたのがマッドペッパーマグナムなんです。
大きいのでディープクランクとして扱われるようになっていますが、元々はシャッドで大きくしたルアーだよ。と聞くとシャッドのバランスに見えてきませんか?
今のシャッドはミノー寄りのシャッドですが、当時のシャッドはマッドペッパーやTDシャッドのようにクランク寄りだったんですよね。
どうですか?TDシャッドの1番潜るモデルもクランク寄りだったと思います。
ベビーシャッドが出てきてシャッドというジャンルがミノー寄りになるまではクランク寄りの物がシャッドでした。
アクションも大人しめのシャッド寄り
マッドペッパーマグナムの動きは4m潜るルアーの中ではウォブリングの幅が小さめの動きです。
この動きを見てもやはりマッドペッパーマグナムはシャッドをディープまで届かせる目的で作られているのかもしれないと感じます。
マッドペッパーマグナムを作った林圭一さんの記事を探せば何か情報が出てくるかもしれませんね。
マッドペッパーマグナムが貴重な存在であり続けている理由はそのシャッドの動きをディープで使えるルアーだという事だと思っています。
マッドペッパーマグナムが出てから30年近く経ちますが4mのディープでシャッドの動きをするルアーってありませんよね。
3mならメガバスの旧DEEP-X200がありますけど。
潜行角度は浅め
マッドペッパーマグナムはディープクランクとしては潜行角度は浅めのルアーです。
潜行角度が浅めなので目的の深度まで距離がかかるデメリットがありますが、その代わりに得られたメリットもあります。
それは他のディープクランクより水平姿勢で泳ぐ事です。
どんなルアーでも同じですが、ルアーの泳ぐ姿勢は水平姿勢の方が良いと私は思っています。
シャッド寄りの動きに他のディープクランクより水平姿勢で泳ぐ事から中層で使うのが適しているルアーだと思います。
動画で知りましたが20年前のマッドペッパーマグナムが釣れまくっていた時代も中層で使われる事が多かったみたいですね。
まとめ
売れ続けているルアーは釣れ続けているルアーだといつも思います。
日本のルアーで30年近く作られているマッドペッパーマグナムはもはや殿堂入りクラスですね。
ディープでシャッドの動きを出せるマッドペッパーマグナム。
一度使われてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントを残す