この前釣りに行った時に針が刺さった時の話題が出ました。
一緒に釣りに行った人のルアーの針が胸に刺さって大変な思いをしたとの事です。
最後は気合いでペンチで引っこ抜いたようですが考えただけで痛いですよね。
今回は刺さった時に最も簡単に抜けて傷も小さく済む方法を紹介している動画がありますので、その動画を取り上げてみたいと思います。
Contents
刺さる前にこれだけは付けよう
フックを抜く話の前にしておきたい話しがあります。
手や足に針が刺さっても最悪病院に行けば問題無く抜いてもらえますが、目に刺さってしまった場合だけは取り返しがつきません。
偏光グラス等で目にだけは針が刺さらないように事前に対策を取りましょう。
サングラスは暗くなるから嫌だという方は伊達眼鏡でも良いと思います。私も夜釣りの時は花粉対策用の眼鏡をしています。
刺さったフックをルアーから外す
レモンを体と想定して下さい。フックが根本までがっつり刺さっています。
ここで重要なのは刺さったフックをルアーから外す事です。
外さずに抜こうとすると、刺さっていないフックが刺さるという二次災害が起こります。
用意するもの
準備するものは太いPEラインのみ。
この後このラインを引っ張っるのですが、引っ張って切れない強度があれば他のラインでも使えます。
ただ最適なのは適度にしなやかで強度が高く、伸びが少ないPEラインです。
抜く前の準備
刺さっているフックにPEラインを結びます。
写真のように輪っかを作ってその輪に通す方法が一番良さそうです。
このようにラインをフックに結んだら準備は完了です。
引っこ抜く!
後は覚悟を決めてラインを引っ張り引っこ抜きます。
ポイントは針が暴れないように軽く指で押さえる事、ラインは張ったまま引っ張るのではなくテーブルクロス引きのように緩めた後一気に引っ張る事です。
刺さった方向とは逆の方向に一気に抜く事で痛みと傷を最小限に抜く事が出来ます。
最悪のケースでも使えます。
トリプルフックのフックが2本刺さってしまったケースです。
この場合だとカエシが出てくるまで刺しきって針を折り抜く方法は使えません。
このような場合は刺さった二箇所にラインを結び2本同時に抜きます。
この時も1本の時と同様にフックが暴れないように軽く押さえておく事が重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。アメリカのトーナメントのシーンでもフックが刺さったバスプロがこの方法で抜いていましたので一番簡単で傷が少ない方法なのだと思います。
私はバーブレスフックしか使わないので抜けなかった事は無いのですが、他の人のフックが刺さった時の為にこの方法は覚えました。
自分の為だけでなく周りの人が刺さってしまった時の為に覚えておくと良いと思います。
※動画を添付しておきます。後半は自分の腕に針を刺して実践されてますが血が苦手な方はレモンのところまででやめておく事をオススメします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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