シャロークランクは障害物回避能力の高さを売りにする物が多くありますが、ミドル〜ディープクランクになるとあまり障害物回避能力を売りにする事は少ないですね。
リップが大きいのでどのミドル〜ディープクランクもある程度障害物を避けるのは当たり前だからかもしれません。
そんな中ボーマーのファットAはミドルレンジのクランクでありながら障害物を回避する事を明確に意識したモデルだと思います。
今回はボーマーのファットAについて見ていきます。
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デザイン
名前の通りふっくらしたファットなボディをしています。
リップがシャローリップだったらカバー向けのシャロークランクみたいです。
一般的なディープクランクに比べて体高が高く全長が短いです。
上から見るとこんな感じです。
ボディの幅も広いです。ボディでフックは完全に隠れます。この形状を見ただけで障害物回避能力が高そうだと感じますね。
余談ですが上から見るとピーナツに似てるんですね。一瞬あれ?と思いました。
サイズバリエーション
出典:ABS
サイズは4つありますが一般的に使いやすいモデルは3/8オンスのモデルと5/8オンスのモデルです。
潜行深度は体感的には3/8オンスで1.5m、5/8オンスで2mちょっとといった感じです。
フックサイズは3/8オンスが6番、5/8オンスが4番となります。
写真は5/8オンスですがボディがフックよりも幅があるのが分かりますよね。
アクション
モデルAはクランクの中ではかなりタイトな動きですが、ファットAはしっかりとウォブリングするクランクらしい動きです。
ファットAが特に使いやすいのはロック帯などのずっと巻き続けてしまうとルアーがハマって根掛かりしてしまう所。
ファットなボディでフックを隠してくれている上に浮力がとても大きいので、止めた時にキックバックして浮き上がり障害物を避けてくれます。
この性能は使っているとかなり快適度に影響しますので大切な性能ですね。
まとめ
ファットAが一度廃盤になった時は何故??と思いましたがそう思った方が多かったようで復刻されましたね。
モデルAはタイトな動きで、ファットAは障害物回避能力の高さで外せないクランクだと思っています。
ボーマーのクランクは本当に良く出来ているので一度使ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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