スロープノーズ(ヘドン)。ルアーはルアーであって擬似餌ではない。

ヘドンが最初に発売したプラグのスロープノーズが今年復刻されますね。

「ルアーはルアーであって擬似餌ではない。」

「ルアーを実在する生物に似せることによって得るものはない。」

と言い切っていたジェームス・ヘドンらしく餌とはかけ離れたデザインとなっています。

誰もルアーを作っていない時代に初めて作ると餌に近いものの方が良いと考えそうですが、そう考えなかった所が今のルアーという楽しみを作ってくれた大きな要因ですね。

スロープノーズは今のルアーフィッシングの元となっているルアーだと思うので購入したいと考えています。

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デザイン

出典:スミス

ペンシルのような長めのボディに210サーフェイスのような金属製のエリマキが付いています。

そしてそのエリマキよりヘッド側は水を押すのに適した形状と思われるフラットな側面になっています。

擬似餌はエサに近づけますが全くエサを意識していないフォルム。ルアーとは食性で食わせる物ではない新しい釣り。という意思が強く出ていると感じました。

サイズ

出典:スミス

全長は120ミリ、ウエイトは20.5gとザラスプークに近いサイズ感です。

個人的にもザラスプークがペンシル系ではちょうどバランスが良いサイズだと思っていますが、初めてのプラグの頃からこのサイズ感だったのですね。

カラー

出典:スミス

スロープノーズを復刻するにあたってカラーについても相当こだわったんだろうなと思います。

定番カラーからあまり無いカラーが入っていますね。

やっぱり目が止まるのはブルーヘッド。

いつからの記憶なのかは分かりませんがブルーヘッドは通称フロリダカラーと呼ばれていましたよね。

スロープノーズのラインナップにあったからそうなったのかな?

カラーラインナップにエリマキが付いてませんが写真のように赤いエリマキだと良いな。

アクション

ザラスプークはペンシルの中では強く水を押すアクションですが、スロープノーズはさらに強く水を押すアクションですね。

エリマキが付いている事、ヘッドの側面で水を受けるデザインになっている事からかなり強く水を押しています。

一点で何度も動かす事が出来ているので焦らして誘うタイプのルアーですね。

ジェームス・ヘドンが最初に売り出すと決めた動きはこのような動きなんですね。興味深いです。

まとめ

出典:スミス

ヒロ内藤さんのルアーに対しての情熱は凄いですね。

そんなヒロ内藤さんが情熱を注いだスロープノーズ。

当然欲しくなっちゃいます。

ヘドンの発売予定は全然参考にならない事は知っていますので気長に待っていようと思います。

今年中には発売して欲しいなぁ。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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