巻き物はアタリを弾きにくいグラスロッドが良いという場面は確かにあると思います。
ただグラスロッドは巻き物にしか使いにくいのに高価な事が多いですよね。
グラスとカーボンを混ぜたグラスコンポジットも純グラスまでとは言いませんが同様だと思います。
そんな中シマノのゾディアスのグラスコンポジットは値段と性能のバランスがとても高いと感じています。
今回はゾディアスのグラスコンポジット166ML-Gをご紹介します。
Contents
スペック
全長:1.98m
重さ:117g
グリップ長:239mm
テーパー:レギュラー
カーボン比率:35.9%
スペックで注目したい所がカーボン比率です。
同じグラスコンポジットと表示されていても、どれだけグラスでどれだけカーボンかは違います。
それこそカーボンの方が多いロッドもグラスコンポジットと呼ばれていますのでカーボン比率は要チェックですね。
ゾディアス166ML-Gはカーボンが全体の35.9%ですので、ほぼ2/3がグラスで残りの1/3がカーボンといったロッドとなっています。
これだけグラスの比率が大きいと実際に曲がる部分はほとんどがグラスのようです。
ロッドの付け根の辺りがカーボンになっているのですがその辺りはほとんど曲がりません。
付け根がグラスなのかカーボンなのかはアタリの弾きにくさは変わらないと私は思っています。
とても軽い
グラスロッドはカーボンロッドより重くなります。
グリップの重さによっても変わりますが6.6フィートのMLで純グラスだと150gくらいが通常の重さかな。
それがゾディアス166ML-Gは117g。
比べるとかなり軽いですよね。
凄いのはグラスの割合が全体の2/3を占めるグラスコンポジットでこの軽さを実現している事。
ほとんどカーボンのグラスコンポジットで117gのロッドでしたら他にもたくさんあると思います。
ほとんどグラスなのに117gを実現している事が凄いんです。
使用用途
グラスコンポジットなので主な使用用途は巻き物です。
やっぱりクランクはグラスコンポジットで巻くと気持ち良いです。ティップがクランクの動きに合わせて良く動くのはグラスの特権ですね。
グラスでないとクランク本来の動きを出せないという事もあるようですが私にはまだ分かりません…
ですが通常であれば弾いてしまうようなアタリが掛かるという事は分かります。
1日の終わりにグラスコンポジットで巻いてれば獲れたかもなぁと何度か後悔したので巻き物はグラスコンポジットを使うようにしています。
テンションをかけて巻き続けるプラグやスイミングジグだけでなく、ザラスプークなどの大きめのペンシルからポッパーなどトップウォーター全般にも使っています。
実はシーバスのメインロッド
秋から冬にかけてちょくちょく行っているシーバスゲーム。
ベイトで投げるのが好きな私はシーバスもベイトでやっているのですが、その時使っているロッドもゾディアス166ML-Gです。
シーバスはバスに比べてバレやすいのですがグラスコンポジットを使うと明らかにバレが減りますね。
口切れでバレる事が多いので瞬間的な力を吸収してくれるグラスの効果は大きいです。
そして安い
これだけの性能でありながら本体価格18500円。実際に購入する金額はもっと安いですね。
正直これで利益が出るの?と思うレベルですが釣り人側からすればこんなに有難い事は無いです。
高いグラスコンポジットのロッドを使った事ありますが正直私ではブランクスの性能の違いは分かりませんでした。
味付けの違いは分かるのですがどっちが良いのかは好みじゃない?といったレベルです。
普通の方が使うのであれば全く問題無いと思います。
ここは注意
ロッドの重量が117gとカーボンロッドと比べても重くない166ML-Gですが、同じ117gだと体感的にはカーボンロッドより重く感じる事は注意です。
ロッドを持つ支点となる部分より離れているブランクスが重くなっているので同じ重さなら先重りを感じます。
とはいえ使いにくいという重さでは無いと思いますが人の感覚なので試してみないと分かりませんね。
一度ショップで持ってみてから購入する事をオススメします。
まとめ
グラスコンポジットのロッドは汎用性という点で劣るので最初はなかなか手を出さずにいました。
でもゾディアスくらいの値段であれば買ってみようかなと思う方も多いのではないでしょうか。
グラスらしいグラスコンポジットでお値打ちなのはゾディアスだと思います。(もうちょっとカーボンっぽい方が好みという方はエクスプライドが良いですよ)
グラスコンポジットを使って今まで獲れなかった魚が釣れると良いですね。
モデルチェンジで166ML-Gは無くなってしまうので今がラストチャンスです。ぜひ手に入れて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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