TKLM9/11(タックルハウス)インプレ。リップレスミノーの名作。

タックルハウスの名作の一つTKLM。

初めて使った時の印象はあんまり動かないなぁ。でした。

でも狙ってあまり動かないようにしてあったんですよね。

シーバスはバチ抜けの時が分かりやすいですが動きすぎるルアーを嫌う時があります。

その事にいち早く気付いたのがタックルハウスの二宮さんだと私は思っています。

Contents

デザイン

完全に個人的な趣味の世界になってしまいますがタックルハウスのデザインが好きなんです。

リアルを目指してはいないのだけど作りは物凄く丁寧。

そして機能がデザインに現れてきているのがとても魅力的です。

このTKLMもまさに機能がデザインを決めているようなデザインで動きすぎないように作られたヘッドとそのバランスを取るボディから出来上がっています。

単純なのですがとても美しいルアーデザインだと思います。

サイズ・ウエイト

TKLMは全長サイズは8センチ、9センチ、12センチの3種類あります。

ウエイトは8センチが9.5g。

9センチがオリジナルの11g、サスペンドの12.5g、シンキングの14g。

12センチが18gとなっています。

9センチ以外は全てフローティングです。

最初は9センチのオリジナルから使うのが良いと思います。

カラー

出典:タックルハウス

カラーは15色のラインナップです。

このベースのカラーの他にショップオリジナルカラーなども多くあるのでもっとバリエーションは多いですね。

どれも定番のカラーなのでどのカラーでも間違い無いです。

基本はデイならナチュラル系、ナイトなら派手系ですね。

デザイナーの強いこだわり

シーバスで使われるルアーはクロススナップを使う事を前提にしている事が多いです。

しっかりとルアーを作っているメーカーほどちゃんとクロススナップが付けやすいように出来ています。

ところがTKLMはクロススナップが付けにくいんです。

それはルアーデザイナーの二宮さんがアイを大きくして動きの支点がズレるのを嫌った為アイが極力小さくしてあるんです。

アイを大きくしたってそこまで大きく支点はかわりませんよね。それこそ0コンマいくつの世界。

それを譲らない物作りの姿勢がとても魅力なんです。

そんなレベルで作られているので大切に使いたくなりますよね。

アクション

TKLMはミノーとシンキングペンシルの中間的な動きをします。

動き自体はシンキングペンシル寄りの動きなのですがアクションの振り幅はミノー寄りといった感じです。

左右にフラフラ〜とバランスを崩しながらスライドして泳ぐといった感じでしょうか。

この中間的な動きのおかげでミノーに反応が良い時も、バチ抜けのようにシングルペンシルに反応が良い時も両方反応が得られます。

シーバスは泳ぎの質の違いで面白いくらい反応が違うのでTKLMはどんな泳ぎが良いのか分からない時のパイロットルアーとしても良いですね。

まとめ

タックルハウスは儲けようというイメージが無く、良い物を作る事に全てをかけているルアーメーカーだと感じています。

K-TENラボラトリー というルアーに関する記事があるサイトがあるのですが見てみるとルアーに対する思いが伝わってきますよ。

一度見てみるとタックルハウスのルアーをきっと使いたくなります。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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