ゲーリー素材って何故良く釣れるんでしょうね。
比重、硬さなど考えられる事は多いですが、食わせる能力やフッキングのしやすさ、比重の重さからくる飛距離など抜群に使いやすいです。
バックスライドでカバーを攻めるだけでなくオープンウォーターでも抜群の釣果を誇るファットイカを見ていきます。
Contents
デザイン
ファットイカというネーミングを付けた人の気持ちが良く分かる寸詰まりのボディにフラスカートが付いた形状です。
最初に見た時は中身の詰まったチューブワームみたいな物が出たな、テキサスでカバーを攻める感じかな。と思ったのを覚えています。
それを反対側(フラスカート側)から付けてフォールさせるとバックスライドするというセッティングを見つけた人は天才ですね。
フラスカートは今でも人の手で溶着させているようです。確かに良く見るとフラスカートの付き方はちょっとづつ違う。
これだけ売れてるので機械化して安くなってくれる事を期待します。
サイズ・ウエイト
長さはフラスカートを伸ばした状態で約10センチ。
ウエイトは単体で12gあります。
空気抵抗の少ない形状で12gのウエイトがあるのでベイト16ポンドでもノーシンカーで気持ち良く飛びます。
カラー
出典:スミス
カラーはとても豊富にあります。
スカートを後付けしているのでスカートがアクセントになっているカラーも面白いですね。
普段ライギョ釣りではワームは使わないのですが、試しに一度何を投げても反応しなかったライギョにチャートのファットイカを投げたら速攻で食いました。
ためらいのない食い方に驚きました。
良いルアーというのは魚種を問わず釣れるもんですね。
アクション
ファットイカというとカバーを攻めるのが一般的だと思うのですが、琵琶湖で使っている私の使い方はズル引き&ポーズです。
ポイントはズル引きするのは食いそうな所にルアーを移動させているだけでポーズで食わせるというイメージですね。
ポーズは短くて5秒、通常10秒、ここで食いそうだなーという場所では30秒くらい止めている事もあります。
ズル引きの時に食う事もありますが、ほとんどが止めている時に食いますね。
ファットイカは餌だと思い込んで止める事が大切だと思っています。
ここが悪い
ファットイカは良く飛ぶ、良くアタルで良い所だらけですが唯一の難点がフッキングが悪い所。
けっこう合わせるとすっぽ抜ける事が多いんですよね。
動画で見ていると他の人達はすっぽ抜けているようには見えないんですけど琵琶湖のバスは食い方が違うんでしょうか。良くすっぽ抜けます。
色々なフックを試して今のところベストだと思っているのがハヤブサのDASオフセットの5/0です。
このフックをセットして針先は隠さずにボディに添うようにセットするのが良くフッキングしています。
ワイドゲイブのフックも散々試したのですが、ナローゲイブのDASオフセットがベストでした。
写真でフックの収まりを見るとフッキングが良さそうには見えないのですが1番良かったのが意外でしたね。
私がナローゲイブのフックを好きになったキッカケになったセッティングです。
ワームの単価が高いので通常はやりませんが、ボディにカッターで切れ込みを入れるとさらにフッキングは良くなりますよ。
まとめ
単価が高いですが代わりになるワームが無いほど釣れるファットイカ。
これからも使い続けるんだろうと思います。
琵琶湖でファットイカのイメージはあまり無いかもしれませんがウィードとケンカしないでしっかりとボトムを取れるのでとても便利ですよ。
一度使われてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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