先日FGゴーストノットを試した時に強度を測ってみたのですが思ったよりも強度が出ていました。
そうなると気になってくるのが他のノットの強度。
基本はFGノットなどの摩擦系ノットですがすぐに結びたい時は他のノットも使っています。
他のノットが信用に足るノットなのか検証も含めて強度を測ってみました。
Contents
ノットの種類は4種類
私がPEラインとリーダーの結束に使っているノットは以下の4種類です。
FGノット(今回はFGゴーストノット)
電車結び
ファイヤーノット改
ファイヤーノット改ダブルライン
ファイヤーノット改は私が勝手にファイヤーノットを改良したノットで、ファイヤーノットはリーダーにPEを巻き付けた後に折り返して巻き付けるのですが、その折り返しを省略したものです。
オルブライトノットにも似ています。巻き付ける方向が違うだけですね。
引っ張った感覚ではファイヤーノットと強度は変わりませんでした。
使うライン
使うラインは先日FGゴーストノットで使用したラインと同じです。
PEラインはシマノのピットブル0.6号。
リーダーはシーガーフロロリミテッドの8ポンドです。
測定結果
FGゴーストノット
先日強度を測ったFGゴーストノット。
今回は前回計測した強度を記載させてもらいます。
FGゴーストノットを試してみた。結び目小さくて最高。強度も測ってみました。
計測した結果リーダー8ポンドでは結束部分で切れず、16ポンドリーダーで測り直す事になりました。
切れた瞬間の強度は約4.3キロです。
電車結び
PEラインとリーダーを結ぶ1番簡単な方法と言える電車結び。
ユニノットが出来れば使える手軽さが魅力のノットです。
切れた瞬間の強度は約2.3キロ。
0.6号のPEの強度としては思ったよりも出ていますね。
2.3キロ出ていればよっぽど大きい魚で無い限り問題無いと思います。
ノットの切れ方はPEライン側の結束部分で切れていました。
引っ張り強度では14.8ポンドとなっていますが、PEラインは結び目の強度低下が大きいですね。
ファイヤーノット改
簡単な摩擦系ノットのファイヤーノット。
そのファイヤーノットの折り返しの巻き付けを省略したファイヤーノット改の強度はどうでしょうか。
FGノットを結ぶのが面倒な時に電車結びよりは強いだろうと使い始めたノットです
強度はなんと電車結びよりも弱い約1.4キロ。
電車結びよりも弱い理由は無いと思っていたのですが結果は電車結びの6割程度しか出ないという結果です。
切れたのは予想通りのPEライン側。
締め込む時もっとゆっくりと締め込んだ方が良いのかもしれません。
ファイヤーノット改ダブルライン
このノットはファイヤーノット改の巻き付けをするPEラインをダブルにしたノットです。
結び目が少し大きくなるのが欠点ですが手で引っ張った感じの強度はファイヤーノット改よりも明らかに強く感じます。
切れた時の強度は約2.2キロ。
ファイヤーノット改よりは1キロ弱強くなっていますが、これも電車結びに負けている結果になりました。
ダブルにしても電車結びに勝てないとなると意外に電車結びは優秀なのでは?と思えてきます。
切れた所の写真です。
巻き付けた部分の中央付近で切れているのが分かります。
FGノットでもファイヤーノット改でも同じなのですが、ちゃんと結べている時はこのように編み込みの途中で切れる気がします。
それでも2.2キロなので残念な結果ですが…
まとめ
PEラインとリーダーの結束はFGノットが強いと言われていますが確かに強かったです。
ほぼ倍の強度が出ているのでこれからは面倒な時もちゃんとFGノットで結んだ方が良いなぁと痛感しました。
もう一つ意外だっのが電車結びが案外と優秀なノットだという事。
結びコブが気になりにくい細いラインの時は有効なノットですね。
ファイヤーノット改はもっと強度が出るはずなので私の結び方が下手なのかもしれません…
自分で結んだノットの強度を測ると次に使う時の信頼感が変わりますね。
これ以上不可をかけたらダメだという感覚の再認識が出来ました。
皆さんも一度試してみて下さい。計りは動画で撮っておくと切れた瞬間が分かりやすいですよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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