今では田辺さんのボックスはノリーズの製品ばかりですが、20年くらい前までは各メーカーのルアーがたくさん入っていました。
そのボックスの中に入っていたペンシルベイトはヘドンのザラスプークとノリーズのアユチュピペンシルだったのを記憶しています。
共にボートで流しながら釣るのに沈むアクションが出ないという事で好んで使っていたみたいです。
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デザイン
当時はとてもリアルだと感じたんですけどね。
今見るとかえってチープにすら見える仕上げです。
この当時はこのような形が流行っていたのかな。
メガバスのドッグXに近いデザインですよね。特に上から見た感じは似ています。
シンプルな形状ですが、エラの辺りやウロコ模様は今のルアーと違って人の手で作業したような暖かみみたいなものを感じます。
サイズ
全長95ミリ、ウエイトは1/2オンスです。
フックは前後共に4番が付いています。
サイズ的には1番使いやすいサイズですね。
感覚的にはサミー100を使うくらいの感覚に似ています。
沈まないアクション
トップウォータープラグは一瞬沈む事が食うきっかけになる事も多いですが、意図しないダイビングアクションは好ましい物ではありません。
ナイロンラインやPEラインを使っても動かしていると沈んでしまうプラグはトップウォータープラグとしては使いにくいですね。
このアユチュピペンシルは動かし続けた時に潜らないように作られているので常に水面で誘い続けられます。
特にペンシルベイトで広範囲に魚を探っていく使い方をする場合は潜らないという事は重要のようですね。
これも25年選手です。
実はこのアユチュピペンシルも私が中学生の時に購入したプラグです。
当時の私は千円を超えるルアーを買う時は悩みに悩んで買っていたので愛着が半端ないんです。
けど結局はザラスプークの方が使いやすくて使わなくなってしまいボックスでずっと眠っています。
ずっと持っている事で価値が上がるルアーもありますけど、残念ながらアユチュピは価値が下がったルアー。
でも私は手放す事なくずっと持ち続けると思います。
まとめ
どこにも需要なんて無いと思われるアユチュピペンシルの記事。
分かっていながら書きたくなるのは、ルアーを見ていると夢中で釣りをしていた子供の頃を思い出させるルアーだからです。
少しの人で良いので懐かしいなぁと思ってもらえたら幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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