ティムコのルアーは目立たないけれど、基本性能がしっかりしているルアーが多いです。
クランクベイトのミディアムダイバーとして長年発売されているファットペッパーもその名作の一つ。
目立つルアーではありませんが、使った人は気に入ってしまう。そんなルアーです。
Contents
デザイン
マッドペッパーがシャッドとして開発されたのに対して、ファットペッパーはクランクとして開発されています。
なので見た目のデザインは、ファットなボディのクランクらしいデザインです。
それでもアメリカのクランクと比べると、ややスリムな感じではありますね。
名前に同じファットが入っているファットAと比べたら全然スリムです。
リップは安定のラウンド型
シャロークランクはリップの形が色々とありますが、それ以外のクランクはほとんどがラウンド型ですね。
ファットペッパーも完全なラウンド型のリップをしています。
きっと潜る為のリップとして一番効率が良い形はラウンド型なのでしょう。
なので、しっかりと潜る事が求められるミディアムダイバー以上のクランクはラウンド型を採用しているのだと思います。
アクションはロールが強め
マッドペッパーマグナムは大きなリップを持ったディープクランクですが、動きはタイトなナチュラルなアクションでした。
ファットペッパーも同じようにナチュラルなロールが強めのアクションをします。
このアクションをする事が長年釣れ続けている秘訣でしょうね。
ファットペッパーが発売された20年以上前は、まだワイドな動きのクランクが中心だった時代ですが、その時からナチュラル系のアクションにさせていたのが凄い。
その当時に出させたクランクで名作と呼ばれているクランクは、ナチュラル系のアクションをいち早く取り入れたクランクが多い気がします。
潜行深度は約3m
ファットペッパーの潜行深度は約3m。
感覚的にはDEEP-X200くらいの感覚です。
ファットペッパーマグナムが4mちょっと潜る感じなので、ちょうど1段階浅いクランクといった感じですね。
このくらいの潜行深度のクランクって使いやすいと思います。
ロッドの位置を調整すれは2mから4m弱くらいまで調整して狙えますからね。
必ずボックスに入れておきたいレンジのクランクです。
サイズ
全長70ミリ、ウエイトは17.5gです。
最初に見た20年くらい前は大きめのクランクだと思いましたが、今見ると本当にちょうど良いサイズ感。
ウエイトも重くもなく、軽くもない5/8オンスクラスなので気持ち良く使えます。
この快適な使用感が今でも残っている理由の一つでしょうね。
カラー
ファットペッパーのカラーはたくさんあるんです。
全色載せようか悩みましたが、ティムコのサイトのカラーって見にくいんですよね。
なので全色載せることにしました。
出典:ティムコ
ざっと18色のカラーラインナップです。
ティムコでここまでのカラーを用意しているルアーは無いですよね。
このカラーラインナップの多さもファットペッパーの人気があるのが分かりますね。
中でもアユカラーの多さが目立ちます。
微妙な違いで何種類も用意しているのは珍しいです。
ちなみに私のファットペッパーはプロガイドカラーの特別色。
綺麗なオイカワカラーが最高に気に入ってます。
ファットペッパーだけでなくマッドペッパーマグナムでも同じカラーを買ったくらいお気に入りのカラーです。
まとめ
ティムコのクランクというとマッドペッパーマグナムが有名ですがファットペッパーも良いクランクですよ。
しかも中古だとかなりお手頃な価格で買えてしまうのが嬉しいところ。
最初は中古で買って試してみるのも良いかもしれませんね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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