ダイワのCTコンセプトで小径スプールが見直されていますが、30ミリのスプールをいち早く採用したのはシマノのカルカッタシリーズでしたね。
私はベイトフィネスリールを使うようになるまでは野池のメインリールはカルカッタ50でした。
ベイトフィネスリールには敵いませんが、30ミリの小径スプールがもたらすレスポンスの良さは野池で使うような小さめのサイズのルアーにピッタリでした。
今見ても優れたコンセプトやメンテナンスのし易さなどから優れたリールだと思っています。
Contents
デザイン
最近はパーミングのしやすいロープロのリールばかり使っていますが、リールの形としては完全に丸型リールの方が好きです。
子供の頃にザウルスの則さんのスタイルに憧れた影響が大きいと思います。
私の持っている05カルカッタ50はカルカッタコンクエストのようにギアボックスを収める為にズレていません。
この為大きいドライブギアを入れる事が出来ないのですがデザインはシンプルな丸型になっているので好きなんですよね。
パーミング性も良好
05カルカッタ50が発売された頃は、その当時のロープロリールと比べてもパーミング性は良好でした。
今のロープロリールは更にパーミング性が良くなってきているので今のリールには負けちゃいますけどね。
パーミング性の高さと丸型リールの剛性感が素晴らしく、小型のクランクやスピナーベイトを巻くのがとても気持ち良いリールです。
小型プラグを巻く気持ち良さは今のリールと比べても遜色ないと思います。
小径スプールのレスポンス
今となってはダイワから30ミリのスプールが出ていますが当時は小さくても32ミリのスプール径だったと思います。
当時のリールなのでスプールの強度優先といった感じで決して軽いスプールではありませんでしたが、小径という事の立ち上がりの良さは気持ちが良い物でした。
またブレーキシステムは遠心ブレーキです。30ミリスプールで遠心ブレーキのフィーリングを味わうにはカルカッタしかありませんね。
メンテナンス性は超良好
今売られているリールのほとんどがグリスアップするにはリールを分解しなくては出来ません。
ところが05カルカッタは分解しなくてもギアにグリスアップする事が出来るんです。
これはつまり分解しなくてもグリスがちゃんと残っているか確認出来るという事にもなります。
長くリールを使う事を考えるととても大きなメリットだと考えています。
残念ながら売れなかった
コンセプトも良く、実際に使っていてもとても良いリールなのですが決して売れたリールではありませんでした。
ダイワのCTコンセプトは世間に受け入れられたのにです。
やっぱりこれはシマノの商品提案のやり方があまり上手く無かった感じがします。
いや、むしろダイワの提案の仕方が上手いのですね。
小型のスプールと剛性のある丸型リール。今売り出しても十分に魅力のあるリールだと思うのは私だけでしょうか。
30ミリスプールをMGLスプールにしてカルカッタボディの物が発売されたら私は確実に買います。
まとめ
カルカッタは12カルカッタになってから100番のサイズでも50番と同じくらいの感覚でパーミング出来るという事から50番サイズを無くしてしまいました。
でも50番サイズのメリットはパーミング性だけでは無かったと思うんですよね。
本当は先に小径スプールの提案をしていたのに途中でやめちゃったせいで、ダイワのCTの後追いをするような形になってしまいますが、次のカルカッタは50番サイズ+小径スプールで復活して欲しいです。
来年あたりに新しいカルカッタの発表があるかもと期待しています。
50番サイズが復活すると良いなぁと祈っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントを残す