海でベイトリールを使う場合、淡水で使うのと同じ感覚で使っているとすぐにリールの回転が悪くなります。
海で使ったリールの性能を長持ちさせるには思い切って水の中に入れてジャバジャバ洗うのが効果的です。
最初は水の中に入れちゃって本当に大丈夫?と思っていましたが、明らかにリールのサビや劣化が少なくなりました。
でも気をつけなきゃいけないのがグリスが落ちてしまう事。
水に浸けるので当然にグリスは流れやすくなります。
そんな海のリールに私が使っているのがシマノのプレミアムグリスです。
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プレミアムグリスって何?
もともとはデュラエースという名前で発売されていた、自転車用の高級グリスがプレミアムグリスです。
シマノって自転車が有名ですからね。リールだけでなく自転車用のグリスも当然持っています。
(私が買った自転車にもしっかりとプレミアムグリスが塗られていました。)
このプレミアムグリスの特徴は高粘度で水飴のように伸びる性質を持ったグリスです。
私が淡水のリールに使っているiosのギアグリスは高粘度ですが伸びる性質は小さいです。
同じ高粘度でもいろいろと性質があるので調べ始めると深い世界です。
水に流れにくい
私がプレミアムグリスのココが良いと思っているところのひとつ目が、水に流れにくい事。
プレミアムグリスを使うようになって3年くらいは経ちますがシマノのリール純正グリスより明らかに長持ちします。
それに私の自転車に塗ってあったプレミアムグリスも雨がモロにかかる場所に置いてあるのですが、3ヶ月くらいは全く流れていなかったですね。
それに1日雨が降った次の日に見て見ても色が、乳化して変色することも皆無でした。
この水に流されにくい性質が、使った後に水でジャバジャバ洗う海用のリールに適しているんです。
リールに使っても大丈夫なの?
私がプレミアムグリスをdeeep streamのKenDさんの記事で知りました。
[D] リールを錆びさせる前に、知っておきたいメンテナンスの基本
ちょうどリールのメンテナンスに興味が出てきた頃で、リールを長持ちさせるにはどうしたら良いかと探していたら見つけたんです。
海でベイトリールを使い込んでいるKenDさんが使っているなら大丈夫だろう。そう考えて使ってみたら正解です。
リールとの相性は良いグリスだと思います。
粘度が高いので巻きの重さが気になるかと思ってていましたが、ベアリングやギアシャフトにべったりと塗布しない限り問題はありません。
ドラググリスとしても使える
もう一点使ってみて以外と良かったのが、ギアの歯面に塗るだけでなくて、ドラグワッシャーに塗るドラググリスとしても問題無く使える事です。
iosのドラググリスの粘度と近かったので試しに塗ってみたらスムーズにドラグが出るようになりました。
もちろんドラグが滑ってしまうような事も無いですよ。
ドラグを締め込めばラインが出ていかないようにする事も可能です。
ドラググリスとしても使える事が分かってからは、グリスアップがプレミアムグリス1種類で出来るのでグリスアップのスピードも増しました。
プレデターの血のような色
プレミアムグリスは一目見れば分かる特徴的に色をしています。
初めて見た時の印象は映画のプレデターの血のような見た目という印象でした。
光が当たると淡く光る感じなんですよね。
コストパフォーマンスも良い
プレミアムグリスは50gで1000円程度の値段です。
グリスとしては高価なグリスだと思いますがiosと比べればかなりお得です。
50gあれば100回くらいグリスアップ出来る量なので、1回10円だと考えればかなり安いですよね。
最初は50gのボトル入を買っておいて、追加で買う時はチューブの100gを買って詰め替えるのがオススメです。
まとめ
ベイトリールを海で快適に使うには定期的にメンテナンスをする事が大切です。
長い事使って念入りにメンテナンスするよりも、適度のメンテナンスを定期的に行う事がポイントですね。
特に釣行後の水に付けてのジャバジャバ洗いは効果的。
水に強いグリスを使って快適にリールを使いましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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