上手く結べたらかなりの強度が期待出来るFGノット。
90%以上の強度が出ると言われていますが、なかなか90%以上の強度を出す事は難しいです。
私が結んだ時の強度は80%ちょっとくらいかな。90%はかなり難しい印象です。
でも強度が下がっていた主な理由が分かりました。それは編み込む時にメインラインが大きい角度で曲がってしまっていた事です。
ブルーブルーの村岡さんが解説していた動画を見て理解しました。もの凄く分かりやすいです。
動画の中で説明されていたポイントで一番重要な所をご紹介させて頂きます。
Contents
キモはメインラインに角度を付けない事
私は今までFGノットで重要なのは締め込みの際に熱が出ない様にしっかりと湿らせて、ゆっくりと力強く締め込む事だと思っていました。
もちろんそれも大切なのですが、それは当たり前の事でそれ以前に編み込み方でミスをしていると一気に強度が下がってしまうようなのです。
それは編み込み際にメインラインの角度を60度以上付けてしまうこと。
特に最初のハーフヒッチで角度が付いた場合には、そこが弱点になって一気に20%も強度が下がってしまうとの事でした。
メインラインに角度がつかないように編み込む。
今まで意識した事がありませんでした。
動画ではラインを色分けして説明
動画ではラインを黄色と赤色に分けて解説されています。
黄色がメインラインとなる強度が大切なライン。
赤色は編み込むだけのラインとなります。
FGノットでキモになる箇所は大きく分けて4箇所のみです。
1つづつ確認していきたいと思います。
一つ目のポイント
大切なポイントの一つ目は編み込みのスタートの仕方です。
リーダーをPEラインの上に乗せます。
そしてPEラインを巻くように下からリーダーを回すのですが必ず手前側(自分側)から編み込む事。
手前側から編み込む事でメインライン(黄色)が編み込みライン(赤色)の上に来るので負担が掛かりにくくなります。
これを逆からやってしまうと。
メインライン(黄色)の上に編み込みライン(赤色)が来て押さえつけてしまうだけでなく、編み込んだラインで折れてしまいます。
最初の編み込みはどうしても角度が付いてしまうんですね。
私はいつもどの順番で編み込むか決めていたのですが、ロッド側から編み込んでいました(汗)
今までのFGノットは全て一発目でメインラインにダメージが出る編み込み方をしていたようです…
二つ目のポイント
二つ目のポイントは編み込みです。
綺麗に編み込めている時は片側ではメインライン(黄色)が、編み込むだけのライン(赤色)の下に入っていて
180度反対側ではメインライン(黄色)が上側になっています。
編み込む向きを一定に保つ事が大切なんです。
コレが一定になっていなくてズレていたりすると、それだけで10%くらい弱くなっちゃうのだとか。
ズレているという事はメインライン(黄色)と編み込むライン(赤色)の編み込んだ長さが違うという事になるので、締め込む時に均等に締め込めなくなるのでしょうね。
三つ目のポイント(1番大切)
三つ目のポイントが1番大切なポイントです。
編み込んだ後のハーフヒッチの1回目なのですが
FGノットの強度が出ない人のほとんどはここで失敗しているみたいです。
それは写真のようにメインライン(黄色)を折っちやってるようなのです。
写真のようにメインライン(黄色)が折れ曲がってしまっていると
そこが弱点になって切れてしまいます。
ポイントはメインライン(黄色)を折らないようにハーフヒッチを行う事。
写真のように折らないようにハーフヒッチする事が大切です。
ここでメインライン(黄色)を折らなければ
90%の強度が確定するようです!
今まで考えてもいませんでしたが、私はここの工程でメインライン(黄色)を折ってしまっていたのだと思います。
ここでメインライン(黄色)を折ってしまっていると80%以下の強度が確定する様です(泣)
四つ目のポイント
四つ目のポイントは分かりやすいです。
ハーフヒッチをやる時には
ゴリゴリと力を入れたりしないで
締め込みながらギュッとずらしたりしないで
優しくハーフヒッチする事です。
ハーフヒッチでメインライン(黄色)を傷つけないようにしましょう。
まとめ
今回私が紹介したFGノットの強度が下がる理由が説明されているのは動画の後半です。
前半ではFGノットの組み方が説明されています。
今までのどのFGノットの紹介よりも内容の深い動画だと思います。
編み込みを0.5回プラスして終わるのも納得でした。
ここまで深く研究されているのは流石だと思います。
これからは今回ご紹介した四つのポイントを意識してFGノットを組もうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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