錫ヘッドの自作スピナーベイト。その他にもいろいろと修正しています。

最近スピナーベイトの自作が楽しくて仕方ありません。

今までこんなスピナーベイトが欲しいなぁと思っていたものを自分で作っていく事は本当に楽しいですね。

今回はヘッドの素材を錫にしてみたり細かい箇所を変更してみたりしています。

Contents

ヘッドの素材を錫に変更

今回の変更で1番大きな変更はヘッドの素材を変更した事です。

アンチモン6%配合の鉛合金から錫に変更しました。

理由はヘッドを大きくした上でウエイトは同程度にしたい事、錫は人体や環境に優しい素材だからです。

鉛を溶かす時には防毒マスクをしなくてはならないのですが、そこまで体に悪い物を使う?とも思いましたしね。

上の赤いスカートが錫ヘッド、下が鉛ヘッドとなります。

これだけ大きくなっても錫ヘッドの方が若干軽いくらいに仕上がっています。

ヘッドを大きくしたかった理由はこれ。

以前の鉛ヘッドもヘッドの下部は水を受けるようにフラットにしていたのですが、錫ヘッドは更に水を受けるように少し凹ませています。

ウイグルワートのリップみたいに凹ませて水をたくさん受けるようにしたいというのが狙いです。

幅広にする事で水を受ける面積自体も大きくなっています。

より大きく水を受けるヘッドにして、ヘッドがクランクベイトのリップのようにルアーに動きを付けるイメージです。

大きく反転しないで真っ直ぐ抜ける。

クランクベイトは障害物に当たった時ヒラを打ってかわすのか、リップを当てながら真っ直ぐかわすタイプが有ります。

前者はメガバスのグリフォン、後者はデプスのイヴォークが有名ですね。

でもスピナーベイトはどのように障害物をかわすのか説明がある事が少ないです。

どちらかというとスピナーベイトのヘッドは障害物をすり抜けるように細くなっていると思います。

でと私は引っかかりにくいスピナーベイトってクランクベイトのリップように幅広のヘッドを持っていて、障害物が当たってもたわみの少ないしっかりしたアームを持っているものだと思うんです。

イメージはスピナーベイトでイヴォークのようにかわす動き。

ヘッドが当たってもヘッド下部のフラットなところでバランスを取りながらしっかりとかわす。

そんなスピナーベイトを目指しています。

ワイヤー径は3種類作製

前回ワイヤー径を1.0ミリと1.2ミリで作製しました。

結果はどちらのワイヤーも2キロくらいの魚を抜き上げても全く変形無しでした。

なので今回は0.8ミリのワイヤー径も追加して3種類でテストしてみます。

1.2ミリと0.8ミリを比べてみたらこの違い。

1.2ミリはステンレスワイヤーを曲げるのも一苦労なくらい強いですが、それに比べたら0.8ミリは本当に柔らかい。

強度と泳ぎのバランスは1.0ミリが一番良さそうだと感じてはいますが、1番重要なワイヤー径はもっとテストを重ねて決定しようと考えています。

クローズドアイはもう1回転追加

アイの回りにワイヤーをクルッと回す事によってワイヤーが開いたりする事が少なくなるクローズドアイ。

前回はワイヤーを一回りさせていたのですが今回は二回りさせました。

一回りでもアイに力が掛かった時にワイヤーが開く事は抑えられますが、何かにぶつけた時にワイヤーが閉まる方向には変形するかも?と思ったからです。

ワイヤーを二回りさせておけばワイヤーが開く方向、閉まる方向共に防ぐ事が出来ます。

ついでにと言ってはなんですが、ブレードを取付けるアイもワイヤーを回しておくことにしました。

最初はハンダ付けをしようと思っていましたが、ワイヤーを回しておく方が強いでしょうから。

わざわざハンダを準備する必要も無くなりますしね。

フックは収縮チューブを二重に

フックを半固定にする収縮チューブ。

前回のテストでライギョに穴を開けられたので今回は二重にしています。

二重にする事でフックの固定具合がより強く固定した感じになりました。

魚の動きに対応するフレキシブルさは下がってしまいましたが強度はアップ。

どちらが良いかはこれからのテスト次第ですね。

ブレードはヒルデブランドのインディアナ4.5

シングルインディアナブレードに求めているのは強い振動から来るアピール力。

なのでブレードは大きめにしたいと考えています。

前回はまだブレードが届いていなかったのでゲーリースピナーベイトのブレードを流用していましたがヒルデブランドのブレードが届いたので今回からはヒルデブランドのインディアナ4.5です。

ブレードのカラーは気分でレッドのスカートに合わせてコパーを選択。

バランス的にも4.5が良いのじゃ無いかと思っています。

ちなみにウエイトは

今回のスピナーベイトは、フルサイズのスピナーベイトのヘッドウエイト1/2オンス程度で作っています。

スピナーベイト全体の重さは22.6g。

ヘッド14gにその他のパーツが8g。こんなもんですね。

参考までに前回の鉛ヘッドはブレードサイズが4にもかかわらず23.2gと今回の錫ヘッドよりも重いです。

ヘッドの大きさはこれだけ違うのに鉛の方が重いんです。

私が求めるヘッドには錫の方が向いていそうだと思っています。

まとめ

前回のテストで気付いた箇所は全て修正したスピナーベイトが出来上がりました。

今度はこの修正したスピナーベイトのテストですね。

自分が思った通りになっているのか本当に楽しみです。

インディアナブレードのテストをしたら同じバランスでウィローブレードも試してみようかな。

インディアナとは違ってウィローブレードは軽い巻き心地と広く探りやすい使いやすさを求めたいです。

手に入るブレードで私が求めるブレードに1番近いのはやっぱりBカスタムのブレードかな。

これからもいろいろと作ってみようと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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