ヒロ内藤さんが手掛けたショートロッドのカリプソ。
ルアーにアクションを付ける釣り方で最高に扱いやすいロッドです。
ロッドアクションを付ける時はショートロッドはメリットばかりですね。
カリプソには硬さが柔らかめのSJと硬めのLJの2種類があり、それぞれワンピースとツーピースがあります。
今回、荷重をかけてみたモデルはLJのツーピースモデルです。
カリプソは両モデル共に硬さを感じる仕上がりになっていて、LJはメーカー表記ではミディアムライトとなっていますが、振った感じではミディアムに感じるくらいの硬さ。
では荷重をかけた時の曲がり方はどのような曲がりなのか?
2キロまでの荷重をかけてみたのでご紹介します。
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カリプソLJ2
今回荷重をかけてみたモデルは硬い方のLJで、ツーピースのLJ2。
メーカーの仕様説明はこのようになっています。
LJモデルでは何よりも100ミリを超えるミノーをより効果的に動かすためにロッドにファーストテーパーアクションを組み込みながらも、大きめなミノーを引ききるために必要なパワーを持たせています。それ故、このロッドの汎用性も広がり、ザラスプークサイズのペンシルや、ポッパーならばP65やP71、そしてフラホッパーなどだけにとどまらず、障害物周りでのスピナーベイトやシャロークランクなどの機能を引き出す攻めの釣りを展開することが出来ると思います。 2ピース・モデルでもバランス設定にこだわり、振り抜けの良さは1ピース・モデルと変わらないようにしてあります。
出典:スミス
【適合ルアー:100ミリを超えるジャークベイト、ザラスプーク、ポップR(P65・P71)、フラホッパー、スピナーベイト、シャロークランク 等】
LJはペンシルベイトの代表とも言えるザラスプークを気持ち良く使えるショートロッド。
そう考えただけでも欲しくなりませんか?
日本のトップウォーターロッドのように滑らかにルアーを動かす為のロッドではなく、ルアーにキレのある動きを出す為のロッドに仕上がっています。
荷重をかけてみる
カリプソは先程も書いた通りメーカーの仕様としてはミディアムライトになっています。
でも一般的なミディアムライトと比べると硬く感じるんです。
単純に硬いだけという感じではなくて張りがある感じの硬さ。
それでは荷重をかけた時にはどのように曲がるか見ていきます。
500g
500gの荷重を掛けた時の曲がり方がこちら。
ロッドにはまだ余裕たっぷりでロッドの半分から根元側はほとんど曲がっていない状態です。
メーカーの仕様ではテーパーはファーストテーパーとなっていますが、曲がり方を見る感じではミディアムテーパーと感じます。
この辺りはカリプソのSJと同様です。
カリプソのSJ1も同じ様に荷重を掛けていますので気になる方はご確認ください。
1000g
1000gの荷重をかけた時の曲がり方はこのような感じです。
この重さになるとバットから曲がり始めます。
ですが1000gを持ち上げても不安になるような感じは全く有りません。
40センチくらいのバスなら余裕で抜き上げ可能ですね。
1500g
1500gの荷重をかけた時の曲がり方がこちら。
左手でロッドの根本を支えないと辛い重さになってきますがバットはまだ少し余裕がある印象です。
このくらいの重さになると勢いを付けて抜き上げるのは危ないと思いますが、ゆっくりと抜き上げる分には全く問題は無さそうです。
2000g
2000gになるとロッドの根本から曲がり始める感覚が伝わってきます。
SJ1の時と比べたら安心感は有りますが、気を付けて抜き上げないと危ないと感じる重さです。
感覚的には2500gくらいまでは上がりそうだけど、もしかしたら折れるかもといった感じです。
これだけ曲がってもラインがブランクスに全く触れないスパイラルガイドはやっぱり良い!
まとめ
発売を楽しみに待っていたヒロ内藤さんのカリプソ。
LJとSJの両方とも手に入れて満足です。
多くのロッドはある程度使ったら買い替えてますが、このロッドはずっと使い続けたいと思っています。
使ってみたら分かるショートロッドのアクションのつけ易さ。
6.6フィートでも充分にアクション付けられるよって人は一度使ってみて欲しいです。
アクションのつけ易さの次元が違いますよ!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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