ラビットゾンカーって知っていますか?
デプスのフロッグのスリザークとかバスタークに付いてるあのしっぽです。アレがラビットゾンカーです。
ラビットゾンカーでフェザージグを作ると管理釣り場のトラウトがめちゃくちゃ釣れるんですよ。
今は無くなってしまいましたけど、滋賀県に朽木渓流魚センターという管理釣り場がありました。
1人ブッチギリで釣りまくっていた人がいたので何を使っているのか聞いたんです。使っていたのはハートデザインというメーカーのフェザージグでした。
調べてみるとどうもラビットゾンカーを使ってそう。
ラビットゾンカーならライギョのフロッグの改造で使っているし作れそう。という事で作ってみたんです。
結果は入れ食いでした!
見た目は雑ですが市販の物よりラビットゾンカーを多く使っているのでフッサフサなのが良さそうです。
Contents
実際に作ってみる
私が管理釣り場用のフェザージグに使うのは、アジ用のジグヘッドの尺ヘッドです。
何故これにしたのか?というと見せてもらったハートデザインのフェザージグが多分このジグヘッドだったから。
実際に使ってみるとフックが強めなので伸ばされにくくて良いですよ。
フックがたわみにくいのでフェザージグを作るのもやり易いです。
重さはいろいろな重さを試しましたが0.9gが個人的には使いやすいです。
尺ヘッドはバーブレスの物もあるのですが、良く売っているのはマイクロバーブの物なんですよね。
ちょっと手間ですがルーターで削ります。
10秒もあれば削れますよ。
錆が気になる方は油性ペンで塗ると錆防止になります。
次に用意するのがシリコンリング。
直径3ミリくらいの物を用意します。
パッキンとして使われているものの流用ですね。
フェザージグの作成で苦労したのはこのシリコンリングを探す事くらいですね。
ボディとなる部分をスレッドで作ると面倒なのでシリコンをボディとしています。
5ミリくらいにカットして。
ジグヘッドに刺します。
刺したら瞬間接着剤で固定します。
アルテコを使うと早く固まりますよ。
ただし使う場合は屋外で使うのが無難です。
この時リビングで使ったら家族から怒られました(泣)
ラビットゾンカーは幅が3ミリくらいの物が使いやすいと思います。
カラーは正直何でも釣れました。
写真のオレンジからブラウン、パープル、ピンク、ブラック、グレー、蛍光グリーン、イエローなど本当にいろいろ作りましたが個人的にはどれも大差無しです。
それよりも食った時にはっきりと目視出来る派手な色が結果的に良く釣れてます。
サイトフィッシングで良く聞く見えなくなったら合わせるというやつです。
実際、手元に来ないアタリはとても多いです。
ラビットゾンカーを長さ3センチ程度で4つ切ります。
先程刺したシリコンにゼリー状の瞬間接着剤を付けて…
ラビットゾンカーを貼り付け仮付けします。
ここでステンレスワイヤーの0.3ミリを20センチくらい用意します。
メーカーさんは見た目が良いようにスレッドで仕上げますが、私は釣れれば良いので作業性と強度優先でステンレスワイヤーで本固定します。
シリコンがある部分でぐるっと2周回して、端と端をまとめてぐるぐると回して固定します。
シリコンは柔軟性があるのでしっかりと止まるんですよ。
どれくらい締め付けるのかと言うと、締め付け過ぎて切れる一歩手前です。
端と端をまとめて回す時に根元から1センチくらい離れた所でペンチで回してみて下さい。
締め付けがキツくなるとその1センチの所が限界になってちょっとたわみ始めるんです。
それがしっかりと締め付けられた目安になります。
しっかりと締め付けたら根元から2ミリくらい残してカット。これで完成です。
同じように10個作って1時間くらいでした。
だいたい1つ、5分ちょっとで作れています。それくらい簡単に出来るんですよ。
使い方
私がフェザージグで使っている使い方は3つあります。
フォール、ただ巻き、放置です。
フォールは着水からボトムまで落とし込んで、着底後10秒くらい待って回収を繰り返します。
やっぱりファーストフォールが1番食うんですよね。
0.9gというウエイトはこのフォールスピードがちょうど良いと感じるウエイトなんです。
重すぎると早く落ちて食わないし、軽すぎると流れに流されて着底しない事があります。
ただ巻きはスプーンと同じ感覚で使えばOKです。
放置はボトムで放置だと思いますよね。違うんですよ。
だいたい管理釣り場ってロッドから届く範囲に魚がいる事多いと思います。
その手前にいる魚のレンジに合わせて中層で放置します。
餌釣りみたいな釣りですが釣れますよ。
まとめ
管理釣り場で釣れなくて困った時にはフェザージグはとても有効なルアーです。
自分で作ったフェザージグで釣るとやっぱり嬉しいですよ。
ただ管理釣り場によってはフェザージグが禁止の所もありますのでレギレーションはしっかりとチェックしておいて下さいね。
ルールを守る事で良い環境の釣り場が維持出来ているという認識が大切ですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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