オルトロスWX8 PE(よつあみ)。直線性を維持する超々高強力PE中芯を備えたバックラッシュしにくいPE

毎年、この時期にライギョ用のリールのPEラインを巻き替えます。

オープンウォーターのライギョで6号のPEラインを使っていますが、PEラインって一年使えるのが良いですね。もちろん釣行日数にもよりますが。

でも快適に一年使えるかどうかってけっこうラインによって変わるんですよ。

毎年種類を変えていろいろ試していますが、中には一年使わずに毛羽立ちが激しくて交換したラインもあります。

今年はよつあみのオルトロスWX8 PEを使ってみようかと考えています。さて、このラインはどんなラインかな。

Contents

ここに惹かれました。

出典:YouTube

今年オルトロスWX8 PEを使おうと考えているのは写真のように、かなり直線性が高いPEラインだから。

この動画を見ると後で説明があるのですが、PEラインってキャストの時にスプールにラインが逆回転して止まってしまう現象が出るんです。

新品のラインに汚れが付着する前は良いのですが、私がライギョを狙っている場所はお世辞にも綺麗な水とは言えない所で、日によっては水面に油が浮いている時もあります。

そんな所で釣りをするのでラインの表面がベタベタしてくるんですよ。

そんな状態になると先程のスプールにラインが逆回転する現象が多発します。

シリコンスプレーをスプールに吹きかけて、騙し騙し使っていますがシーズンの後半はけっこう快適性は落ちるんですよね。

そこで目を付けたのがオルトロスWX8 PEの直線性なんです。

ラインに張りがあればスプールに逆回転するのを防いでくれるんですよ。

スプールに逆回転する理屈

出典:YouTube

キムケンさんが動画で説明しているのを写真で説明します。

ラインが巻かれているのがリール、キムケンさんの右手がレベルワインドだと思って下さい。

キャストしたら最初はラインは真っ直ぐですが

出典:YouTube

PEラインで張りがない物だと写真のようにラインがたるみ始めるんです。

出典:YouTube

そうするとそのたるみがスプールの方まで広がり

出典:YouTube

逆回転し始めてしまいます。

出典:YouTube

スプールにある程度逆回転をして、ガツンとルアーが止まるんです。

そしてこれはまだ新品のラインの場合の話しで、ラインがベタベタになるとラインがスプールから離れにくくなるのでさらにスプールに逆回転しやすくなってしまうんです。

これは直線性の高いナイロンラインやフロロカーボンラインではほとんど起こらない現象です。

スプールに逆回転する前のたるみが起こりにくいからですね。

なのでPEラインでもナイロンラインやフロロカーボンラインのように直線性が高ければ起こりにくいということです。

でも最初だけなんじゃないの?

今までも直線性が高いPEラインはありました。

ラインの表面にコーティングをして張りを持たせているPEラインです。

でも、どこまでいってもライン表面のコーティングなので使っているうちにコーティングが剥がれて張りが無くなってきちゃうんですよ。

なのでコーティング系のPEラインはラインの張りに関してはあまり期待出来ないと考えた方が良いです。

じゃあオルトロスWX8 PEはどうやってラインに張りを持たせているのかというと、ラインの中央に超々高強力PE中芯を配置し、その周りを高密度WX8本組で締め込んでいる構造のようです。

超々高強力PE中芯自体が張りのある物で、コーティングなどで張りを持たせている訳ではない事から、張りがある状態を維持出来るみたいです。

8本撚りのPEの中央にナイロンラインが入っているようなイメージなのかな。

素材自体に張りがあるのなら期待出来そうです。

あとは使ってみてのお楽しみ

出典:よつあみ

オルトロスWX8 PEは張りがある事は分かりました。

あとは8本撚りという事で、毛羽立ちが早くないか?水面の油などが吸着しやすくないか?など使ってみての印象ですね。

ちなみにラインカラーが白なのは魚側から見ても見えにくいカラーでしょうし、釣り人から見たら見やすいカラーなので好印象です。

それでもシーズンの終わり頃には汚れて薄茶色になっちゃうんですけどね。

ワンシーズン使ってみたらまた記事にしたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

ハンドメイドスピナーベイトCambia 販売しています。

Cambiaの詳細についてはこちらをご確認下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です