ジグヘッドやラバージグにワームをセットする場合、ワームがズレにくい事によるデメリットはありません。
ワームフックの場合はフックがズレないとフッキングしないのでズレやすさとホールド力のバランスが大切ですが、フックがむき出しのジグヘッドやラバージグはワームがズレない事が大切なんです。
なのでジグヘッドにワームをセットした場合は瞬間接着剤で固定しているのですが、ラバーがあるラバージグやスピナーベイトに瞬間接着剤ってあまり向いてないんですよ。
乾いたと思って使うとラバーがくっついちゃったりしますし、次に使う時に接着剤が残ってて使いにくくなってしまいます。
そこで今回はワームキーパーを調べてみて、自分で追加する事が出来るものがないか考えてみます。
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デプス式ワームキーパー
出典:デプス
今ではほとんどのメーカーが採用しているワイヤーがクランクした形式のワームキーパー。
これを最初に作ったのがデプスのBカスタムなんです。
それまで主流だった鉛の形状を変えたワームキーパーと比べてキープ力が格段に上がっています。
この形式のワームキーパーは差し込む時に90°角度を変えてから差し込んで、奥まで差し込んだら元の向きに戻すと更にキープ力が上がりますよ。
ただ後から追加で自作するのは難しいですね。
付ける事は出来そうですが、固定するのが難しそうだと思います。
ナイロン式ワームキーパー
出典:ティムコ
デプスのワームキーパーから更に進化したと言えるのがナイロン式のワームキーパーです。
ワームに引っ掛けて止めるのはデプスと同じ考え方なのですが、ナイロンはワイヤーとは違って柔軟性がある事でトレーラーワームが引っ張られた時に一緒に追従してくれるんです。
それでいてキープ力は大きい優れたワームキーパーです。
しかもこのワームキーパーは自作するのが簡単な事がさらに良い所。
太めのナイロンラインをスレッドで固定して瞬間接着剤を垂らせば完成。
ジグのズレが気になる場合は簡単に追加出来ますね。
ワイヤーループ式ワームキーパー
出典:ニシネルアーワークス
次はニシネルアーワークスのジグに採用されているワイヤーループ式のワームキーパーです。
デプスのワームキーパーでトレーラーワームが外れる時は、ワイヤーでワームが裂けて外れます。
それはワイヤーの先端が尖っている事で起きやすくなっていました。
そこに目を付けたニシネさんが、先端をループ形状にする事でワームが裂ける事を軽減させたんです。
デプスのワームキーパー以上にキープ力がある事ももちろん魅力ですが、自分で追加で付けられる事も大きな魅力ですね。
ニシネさんのジグに付いているキーパーがステンレスでは無い事も秘密がありそうですね。
ナイロン式のワームキーパーのように、良い塩梅の柔らかさというのがあるのだと思います。
収縮チューブ式ワームキーパー
出典:リューギ
最後は内側にノリの付いた収縮チューブを使うワームキーパーです。
市販されている物をそのまま使うならリューギのTCキーパーが便利ですね。
私はコスパが良いアシストフック作成用の内側にノリの付いた収縮チューブを持っていますが同じように使えるのだと思います。
これも自分で簡単に追加で付けられる事が大きな魅力。
ワームキーパーとして使った事はありませんが、ナイロンのように柔軟性があるので期待出来るワームキーパーです。
まとめ
トレーラーワームが簡単にズレてしまうと手返しがかなり悪くなってしまうので気持ち良く釣りが出来なくなってしまいますよね。
せっかく良いところに入ったのにワームがズレてしまっただとか、遠投したのに最初のウィードに当たった時にズレてしまっただとか釣果に直結する意外と大事な性能です。
いつものジグにワームキーパーを追加しただけで釣果倍増かもしれませんよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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