ルアーってそのジャンルごとに完成されたデザインの物があると感じます。
それは何十年も変わる事なく愛され続けているルアーを見れば分かりますね。
ペンシルベイトはへドンのザラスプーク。
シャッド(日本的なシャッドではないシャッド)はラパラのシャッドラップ。
これらのルアーって何十年も同じ物が作られ続けていますが、変わらない理由って変わる必要が無いからだと思うんです。
このジャンルの、この動きのルアーは絶対に必要だよね!
そんなルアーなのでしょうね。
ポッパーで変わる必要の無い完成された形ってレーベルのポップRなのでしょうね。
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デザイン
ザラスプークにしても、シャッドラップにしても何十年も作られ続けているルアーって本当に普通のデザインなんですよ。
それは多分、何十年も第一線にいる事でそのデザインが当たり前のデザインになったから普通って感じるのでしょうね。
ポップRも本当にどこのメーカーも出していそうな普通のポッパーのデザインです。
でもそれは、ポップRが何十年も第一線にいる事で感じる事なのだと思います。
特にP60というサイズはデザインだけでなく、サイズ感までポッパーはこういった物。という概念を固めたモデルですね。
世の中のポッパーは、このP60をベースにそれぞれ味付けを変えてきたルアーと言っても言い過ぎではないと思います。
サイズ
P60の全長は約6センチ、ウエイトは1/4オンスクラスです。
現在あるポッパーのほとんどがこのクラスの大きさですよね。
それだけP60は世界的に良く釣れたのだと思います。
ルアーとしての投げやすさだけだったら確実にP65の方が使いやすいですし、へドンのチャガースプークなどのルアーもP65くらいのサイズ。
当時はベイトリールでも投げやすかったP65やチャガースプークくらいのサイズが主流だったのでしょう。
それを1/4オンスクラスを標準サイズに変えたのがP60です。
やっぱり偉大なルアーですね。
P61というサイズもあったんですね。
出典:ABS
ポップRは1番小さいサイズがP50、その次がP60、そしてそのまた次がP65だと思っていました。
でも実はP61というサイズがあったんですね。
改めて調べてみて初めて知りました。
じゃあP60とP61で何が違うの?というと実はカラーの違いだけのようです。
P61はアメリカンルアーで良くラインナップされているGフィニッシュカラーの物のようなんですよ。
へドンだとか、ボーマーはGフィニッシュカラーでも品番が変わる事は無いのですが、ポップRは区別しているようです。
そして私が初めてバスを釣ったのが写真のGフィニッシュカラーです。
グリーンパーチというカラーのようです。
私は今まで初めてバスを釣ったのはP60だと思っていましたが、P61だった事を25年越しで知りました。
アクション
私が好んで使っているP65はどちらかと言うとチャガー寄りのポッパーなんです。
ポップ音もチャガー音も出せるのですが、どちらかと言うとチャガー音の方が得意だと思います。
でもP60になると完全にポップ音が得意なポッパーなななります。
チャガー音を出そうとロッドを強くアクションつければチャガー音も出ますよ。
でもP60は軽くアクションを付けてクビ振りさせながら、ポップ音とスプラッシュを出す方が気持ち良く動かせますね。
日本的なポッパーのイメージ通りのポッパーだと思います。
今となってはP60よりも良く首を振りながら良いポップ音を出すルアーも多いですが、やっぱり最初にやったP60は偉大ですよね。
今、野池とかで使っても全く遜色なく釣れる良いルアーです。
レーベルらしさ全開のこのカラーがやっぱり好き
アメリカンルアーって釣れるカラーの定番的なカラーはどこも持っていたりします。
GRAのようなカラーはどのメーカーもマット調のカラーになっていますし、それこそGフィニッシュカラーは共通の雰囲気ですよね。
でもクロームに斜めの筋が入ったカラーはレーベルだけ。
そしてレーベルのほとんどのルアーにこのカラーはラインナップされています。
レーベルといったらこのカラーといった印象です。
カラーを見ただけでレーベルだと分かるカラーって良いですよね。
まとめ
改めてポップRを見ていると、やっぱり良いルアーですよ。使いたくなってきます。
ポップXが手に入りやすくなってからはP60の出番が少なくなっていますが、今年はフローターのボックスに入れておこうかな。
野池のオーバーハング下に投げてアクション付けている所をイメージしていると、早く暖かくならないかなぁといつも思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
確かP60とP61は浮き角度が違ったと思いますよ!
そうなのですね∑(゚Д゚)
これは使い分けると面白そうです!
良い情報ありがとうございます!