PEラインと言えば4本撚り、8本撚り、12本撚りと4の倍数で撚りの本数が変わります。
でも疑問だったんですよ。
なぜ4の倍数で変わるのか?
そして使ってみると4本撚りは強いけど糸鳴りが大きい。
8本撚りは糸鳴りが少なくスムーズにガイドを抜けるけれど4本撚りより擦れに弱い。
中間の6本撚りが欲しいと思った事がある人も多いと思います。
サンラインから発売されるソルティメイト キャリアハイ6は珍しい6本撚りのPEラインです。
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ソルティメイト キャリアハイ6
出典:サンライン
PEラインは4本撚りと8本撚り共に良い所と悪い所があり、どちらが良くてどちらが悪いといった事はありません。
自分の使う用途によって使い分ける。
これがベストだったんです。
でも理想としてはそれぞれの良い所を持ったラインがあって欲しいとは誰もが考えますよね。
それに対するサンラインの答えが今回の6本当撚りのPEラインです。
4本撚りと8本撚りの中間の特性。
これが使いやすいPEラインという事なのでしょうね。
トラブルが少ないライン特性
PEラインは細くて強度が強く、伸びにくいという便利なラインです。
ですがナイロンラインやフロロカーボンラインには無いトラブルもあります。
PEライン特有のトラブルを完全に無くす事は不可能ですが、品質の良い原糸を使う事でトラブルは最低限に減らす事が出来るようです。
テスターの方が3年間テストしてトラブルが起きたのは僅か5回。
一つのラインに3年もテストをしている事も驚きですが、トラブルが起きたのが5回だけという事も驚きですよね。
トラブルが少ない事はラインを使う上でとても大切な事なので、ラインを選ぶ時の一つの判断基準になります。
しなやかなHG-PE
PEラインが出てきた頃はどのPEラインもしなやかなラインでした。
ですが最近はコーティングによって硬めのPEラインも出てきています。
これに関しては個人の好みなのですが、私は両方とも使い込んだ結果しなやかなラインの方が好みです。
これはスピニングだけでなくベイトに関しても同じです。
キャリアハイ6はしなやかなHG-PEを採用し、コーティングも柔らかめのようでしなやかなラインに仕上がっています。
しなやかなPEラインが好きな人には嬉しい設定ですね。
8本撚りよりも滑り抵抗が少ない
サンラインのホームページではキャリアハイ6は8本撚りのPEラインよりも滑りやすいという結果だったと載っています。
これに関してはサンライン独自の加工によってラインが真円に近づいて毛羽立ちを抑えているからと説明がありますが、個人的にはどうなんだろう?というのが本音。
テストで使った8本撚りのPEラインがどんなラインなのかが分かりませんが、サンライン独自の加工は行われていない8本撚りのラインなのでしょうね。
全く同じ条件でテストしたなら6本撚りが8本撚りに勝つ事は無いと思いますが、かなり滑り抵抗が少なくなった事は事実だと思います。
まとめ
今まで無かった6本撚りのPEライン。
3年もテストして作られた気合いの入ったラインである事は間違い無さそうです。
使ってみないとどのような感じなのかは分かりませんが、シーバスだけでなくバスも個人的には中間の6ほん撚りがちょうど良いような気はしています。
発売されたら使ってみたいラインです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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