フロントペラのスイッシャーはトップの世界の人達が使い始めるまではあまり一般的ではなかったですよね。
ヘドンなどを見ていてもシングルスイッシャーの場合はテール側にペラが付いている事がほとんどです。
これはアメリカでは日本のトップウォーターのようにネチネチと使わない事が大きいと思います。
日本の独特のトップウォーターの世界観ですね。
フロントペラのスイッシャーはスローテーパーの林さんがザウルス時代に出ていたDVDで使っていたのを見てから気になっていました。明らかに他のトップで出ない時に出てるんです。
ネチネチやるにはフロントペラのスイッシャーが良い。昔トップウォータープラッガーだった川島さんらしい発想ですね。
今回はメーカーのルアーとしては珍しいフロントペラのスイッシャー、チョップカットを見ていきます。
Contents
デザイン
クランクベイトのようなボディかと思ったらなんとその側面にフックが付いています。
そしてとても大きいペラがフロントに付いています。
ラインが絡まるのを防止して、ラインが切れるのを防いでくれる金属パーツが付いていて特別なルアー感が出ていますね。
そしてその金属パーツはしっかりとロウ付けがされていて強度を出すと共にラインが入り込んでしまうのを防止しています。
丁寧な作りですよね。
どのアングルから見ても違う形に見えるデザイン。素敵です。
ルアーを買うといつも同じの買って!と言う嫁が珍しく可愛いルアーだね。と言ってました。誰が見ても可愛いデザインのようです(^^)
カラー
出典:ジャッカル
カラーは8色のラインナップです。どれも可愛いカラーだと思います。
ハトリーズのような配色も綺麗ですね。
私はやっぱりホネホネカラーが好きです。
フック
フックサイズは前後共に2万でフロントフックはポンパドールと同様に可動式のスイベルアイになっていてバラしを低減してくれそうです。
またフロントフックにはフェザーが巻いてあります。
ただ私が購入したものはフェザーがやけに短い…
ウエイト
ウエイトはボディ後方の下部に板状の物が配置されています。
ウエイトボールではなくこのようなウエイトが使えるようになったから自由なデザインが可能になったのでしょうね。
アクション
アクションのさせ方はやはりネチネチやるのが一番適していると感じました。
トゥイッチすると首を振るだけでなく大きいペラが水をかき混ぜると共にボディを上下に揺すります。
ペラが水の抵抗を受けてアクションを止めたらその場で止まってくれるのが良いですね。良いスイッシャーの条件だと思います。
早めのただ巻きではスイッシャーというよりバズベイトの方が近いと感じる水しぶき。
かなり激しいスイッシュ音です。
いろいろな動きが出るので、動かしていて楽しいルアーです。
まとめ
川島さんはトップが本当に好きなんだろうなと感じました。
遊び心も入れつつ、ちゃんと動くように作ってあるので使い込めるルアーだと思います。
上手く言えませんが釣るだけのルアーじゃなくて、楽しみながら釣るルアーと感じるのです。
ルアーは色々な楽しみ方があるのでジャッカルみたいな大手がこのようなルアーを出してくれる事が嬉しいですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントを残す