ずっと何年もムシルアーと言えばトップだったと思いますが最近は沈むムシルアーが流行り始めていますね。
同じくダブルスウィッシャーもトップだけだと思ってたらシンキングスウィッシャーが出て人気が出ました。
このようにトップだけだと考えていたルアーが沈ませる事で良く釣れるという事は皆さんも私と同じく認識してきたと思います。
まだ世間では沈ませていない(⁉︎)フロッグですが、私はフロッグだけは20年前から沈ませて使って良く釣っています。
今回はシンキングフロッグの魅力を書いていきたいと思います。
Contents
きっかけ
私がシンキングフロッグを使い始めたきっかけは高校生の時に通っていたライギョのポイントで大学生と思われる人が使っていたのを教えてもらった事です。
当時の私は1日釣りをして1匹釣れれば満足。というくらいの釣果だったのですが、その大学生の人は1時間で5匹くらいのペースで釣りまくってたのです。
しかも毎日来ているとのこと。
昨日何匹釣れたか聞いたら10匹以上だけど覚えていないという衝撃の返事。
たまらずルアーは何か聞いたらウィップラッシュファクトリーのS.O.Dでした。
その時はライギョっぽくフロッグなんだなーと見ていたら沈む!
初めてシンキングフロッグというジャンルに出会った瞬間でした
使い方
使い方は単純で底まで落として超スローリトリーブ。
スローリトリーブというかほぼ巻いていないくらいの遅さで巻きます。
しばらく釣りを見ていたら急にロッドがしなる!
上がってきたのはガッツリとフロッグを咥えたライギョでした。
私は雑誌で覚えたフロッグの使い方との違いに衝撃を受けました。
その人から教えてもらったポイントは、巻いたら浮き上がるくらいスローシンキングになるように板鉛をフックに巻きとにかくゆっくり巻くことでした。
実践
さっそく私もシンキングフロッグを作り試してみました。
S.O.Dは手に入らなかったので、スナグプルーフのボスラットをスローシンキングに改造し教わったようにスローリトリーブ。
すぐにゆっくり巻いている手が、ゴン!という引ったくられるような当たりで食ってきました。
特別な事は無くゆっくり巻いてくるだけだったので私も同じように釣れました。
釣れる事と明確なアタリが楽しくてしばらくシンキングフロッグしか使わない日が続きました。
単純ですよね。
シンキングフロッグの使いどころ
シンキングフロッグを使う事に抵抗が無くなった私はいろいろな所で投げ倒し、沈ませて巻くだけではなくトップのフロッグを使うような場面でもシンキングフロッグの方が使いやすい事がある事に気が付きます。
一つ目
水面を覆っているカバーが濃い所。
カバーが多いと魚がフロッグに出てもなかなか乗らない事が多いですよね。
シンキングフロッグは比重が重いので通常のフロッグでは水面まで届かないような濃いカバーでも届いてくれるんです。
そのおかげで通常なら乗らないあたりも乗るようになりました。
二つ目
カバーのポケットで沈めて誘える事。
これは通常のフロッグに出切らない時にかなり有効です。
水面直下で食わせるので乗りもかなり良いです。
三つ目
琵琶湖のような広いポイントで遠投が出来る。
これは重いので当たり前ですがシンキングフロッグはかなり飛びます。
おかっぱりから遠くのウィードを攻める時にはかなり有効になります。
デメリット
重くした事でフロッグ特有のナチュラルな着水音が無くなります。
ピンポイントで狙う時はノーマルのフロッグの方が良いですね。
まとめ
シンキングフロッグは万能ではありませんが必ず役に立つ場面があると思います。
ボックスに一つシンキングフロッグを入れておくと攻め切れなかった魚を攻められるようになります。
騙されたと思って一度お試し下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
音が鳴るブレードが面白いです。
最近人気高いですね。